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循環と円環の思想④(閃き編)

循環型と断絶型

続きとなりますが

・断絶型のメリットその2
瞑想、マインドフルネス等とは別に
メリットとして上がるのは

閃き、アイディア

そういう類いのものの源泉は
一体どこにあるのか

中国・北宋時代の
欧陽脩(おうよう・しゅう)は
「三上(さんじょう)」という言葉で
それらを表現していたそうです

三上とは
・馬上(馬にのっているとき)
・枕上(布団に横になっているとき)
・厠上(トイレにいるとき)

共通するのは
まさに断然している状態にあります

他には
歩き慣れた道を歩いてる時などが
一般的でしょうか

・とある昔の数学者も
いくら考えて考えて考えても
全く辿り着けなかった公式が

一度諦め
どこかしら移動している最中
全然関係のないタイミングで
パッと舞い降りてきた

という逸話もあります

・ここで
構造が少しややこしくなりますが

顕在意識と潜在意識
持ち出す必要があります

顕在意識での考察をやめた時

それは潜在意識に移行し
潜在意識内で勝手に自己処理
しているとかしていないとか

実際に
アイディアを捻り出そうと
躍起になっているときというのは
どうにもこうにも浮かばない

それが“今?”って感じで
ある時ふっと沸いてくる

もしかしたら皆さまも
経験があるのではないでしょうか?

・しかし
ここで重要なのは

当然断絶したからといって
都合よく閃くわけではない

何年も何十年もかかるかもしれない

断絶的アイディアの発想は
あくまで円環の中にある

積み重ね積み重ね
アイディアの器に
どんどん広い集めておいて

それがある時
何かしらのきっかけで結びつく

点と点が
線になる瞬間

・これらを踏まえると
潜在意識の自己処理能力というのも
多分に侮れないということになります

・次回、循環と円環の思想の
真髄に
いよいよ触れてみたいと思います

最後まで
お読みいただきありがとうございます

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