アリストテレスは
知るということが生きている理由と言っておられますが、
この世に生を受けたのは苦しみを味わうために生まれた。
苦しくなければ人生ではないということ。
ツラくて良いんです。

味覚にも色んな味がありますよね。
一番幼いのは甘味と言われています、甘味は万人が好む味ですね。

酸味は梅干しやお酢から味わうことができますが、子どもはあまり
こういうものを好まないですよね。
子供は本能的にこのような酸味を感じると
くさっていると本能的に判断するから自然と敬遠することがあります。

苦みもありますよね。コーヒーなんて苦さがないと美味しくないですよね。
ある程度年齢が達して味も鈍感にならないと酸味や苦みの良さを知ることは出来ないのですね。

よく人生が楽しいって言いますが、それは甘味のようなものかもしれませんよね。人生がツライというのは酸味や苦味かもしれません。
この苦味はある程度達してないと楽しめないのですよね。

なぜ人生が苦いことが基本かと言いますと、
これは知るため、修業するために生まれてきたからです。

家でこたつに入りながらジュース飲んで、ウィニングイレブンをプレーしてもサッカー上手くならないように、やはり、泥だらけになって、傷だらけ
になるからサッカーが上手くなるのです。

だから神さまは我々が成長できるように必ず乗り越えられる
試練を与えているんですね。