Vol.52 ペーパードライバーが17年ぶりにハンドルを握った話②

Vol.50の続き。
7月3日(土)は第1回目の出張ペーパードライバー教習だった。

教習は教官次第で決まると言っても過言ではない。ドキドキしながらマンション前で落ち合ったのはT先生というナイスミドルだった。物腰も柔らかく身だしなみも良い。仕立てのいいジャケットとピカピカに磨かれた革靴を履いている。会社のHPに「教習員は身だしなみにも気を配ります」と書いてあったが本当だ。第一印象はバッチリである。

まずは書面での契約書にサインしいよいよ乗車。
「最初から自分で運転されますか?それとも私が運転するのを見ますか?」と聞かれたのでもちろん後者を選択。20分ほど走った後、コンビニの駐車場でバトンタッチ。

いよいよ猫ムスメ、17年ぶりにハンドルを握る瞬間である。

これを聞いて
「大丈夫かよオイ」と思われる方もいらっしゃるかと思うが、案外大丈夫である。簡易補助ブレーキを付けてくれるからだ。この安心感は大きい。実際私は踏まれまくっていた。それに危ない時は横からハンドルを握りサポートしてくれるので恐怖心は意外と無かった。

先生は鍵の開け方・エンジンのかけ方・シートの調整の仕方・ウィンカーの出し方・エアコンの付け方・・・など、超初歩的なことから丁寧に教えてくれた。「アクセルはどっちですか?」とマジで聞いた私にも笑わず対応してくれた。流石ベテランである。

【初回を終えての感想・驚いたこと】
①車って動くんだ!(←当たり前)
②「10時10分」は古いのか(ハンドルがブレるので今じゃ教えない教習所がほとんど、との事)
③ブレーキを踏みながらじゃないとエンジンってかからないのか。
④ブレーキから足を離すとアクセル踏まなくても動いちゃうのか。
⑤スマートキーを車内に忘れたまま外に出ても絶対ロックされないのか(子供の閉じ込め防止)
⑥目の前に走行速度やナビゲーションが出るのか(注:ヘッドアップディスプレイ搭載)

※以上、あくまでメルセデスベンツC220の話である。


思えば私が免許を取ったのはスマートキーすら無かった時代。特に車の機能面については驚くことが多かった。中でも⑥のヘッドアップディスプレイは〝ドラえもんか〟と思った。未来感満載である。運転中カーナビの画面をチラチラ見るのが怖かった私にはピッタリな機能だ。やはりこの車にして良かった。 ↓↓イメージ図

画像1

あっという間の2時間が終了。
思ったより疲れていたようで車から出たら足がフラついた。やはりものすごい緊張と集中力を強いらていたのだろう。

余談だが、T先生は外車の専門家で「カーセンサー」に記事を書いたりテレビにも出たりしているすごい方だった。こんなばばあを担当させて申し訳ない・・・
残り3回の教習でなんとかなるのか分からないがT先生を信じ頑張ってみようと思う。


【猫ムスメより】
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