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「頑張る」ができない

うつ病の症状が出てから頑張ることができない。
頑張ろうと思えば思うほど理想と現実の乖離が大きくなっていって余計頑張れなくて心がボロボロに壊れていって身体と離れ離れになった。頑張ろうとしないようにしても頑張れない自分が惨めなのと、何かをやらないといけない焦燥感でかすんで鈍い頭の中がいつもぐちゃぐちゃだった。

大学を辞めて、バイトを辞めて、家でほぼ寝たきりを過ごした。たまに教習所に通った。なんとなく続けてたら卒業できた、免許を取れた。少しだけ嬉しかったと思う。

頑張ることができない、頑張ろうと思えば思うほど心が壊れる。だから、自分がしんどくならない為に、
『なんとなく「今」を続けたその先が「結果」であっていい』
と考えるようになった。でもこれももしかしたら「頑張る」というもののうちに入るのかな。続けるって営みは我慢のいることだと私は今まで生きてきて感じるから。
緩くでいいや。数え切れないほどの今を刻んだその先はどう転んでも自分であることには間違いない。自分がしんどくない考え方で生きていけばいいかも。

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