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父の膀胱がんが治った話

2020年。冬の足音が聞こえ始めたころ。

母から1本の電話があった。

「お父さん、膀胱ガンなんやって。

エコーで診たらな、膀胱の壁全体に腫瘍がぶわーって広がってるんやって。

膀胱は切除もできんし、抗がん剤もないし、放射線も当てられんのやって。

抗生物質で腫瘍の表面を枯らして、内視鏡でちょっとずつ削り取っていくっていう手術を2~3か月ごとに3・4回するしか方法がないんやって。

それでも全部は取り切れんから・・・それ以上は手の施しようがないって。」

最後のほうは涙声だった。父は7年前に僧帽弁閉鎖不全症で大手術をしている。母はこう続けて

「なんでお父さんばっかり大きな病気になるん・・・」

泣き崩れた。


でも、私はヨカッタ、と思った。ヨカッタというか、不幸中の幸い?

父は、ガンの三大療法(手術・抗がん剤・放射線)を強要されない!

無駄に細胞を傷つけることも、免疫力を落とすこともない。

「なんとかなる」

そう思った。


母からの電話を切って、私はすぐにある人物にコンタクトを取った。

私は、ペットの健康相談の仕事(獣医ではないので、病気の相談ではなく、”病気にならないアドバイス”)をしているのだが、私の師匠である獣医学博士の、さらに師匠という人物だ。

体のエネルギー(気)の流れを高精度に探ることができるスゴ腕の鍼灸師で、知る人ぞ知る東洋医学の重鎮。さながら仙人のような方だ。

彼のことは詳しくは語れないのだが、2020年の師走から父は、彼の治療と生活上のアドバイスを受けた。

年が明けて2021年、例年より少し開花が早かった桜が咲くころ。

3~4回必要と言われた手術2回目にして父の膀胱ガンは、、、

『完治』

した。


このnoteでは、父が、仙人(と呼ぶことにする)からどんな治療を受けたのかなど、詳しくは語らない。

ただ、癌とは何か。健康とは?病気が治るとは?

仙人が授けてくださった知恵と、父が実践した内容を残しておこうと思う。

現代医学とは相容れないこともあるし、すべての人に当てはまることではないかもしれない。今、これを読んでいるあなた自身が、もしくはお身内が、癌に病に苦しんで、藁をもすがる思いでここにたどり着いたならなおさら、いい加減な情報はお伝えしたくない。いい加減と思われるのも本意ではない。

だから、この目次の先はほんの少しだが有料にさせてもらおうと思う。

この先の情報は、

・現代医学とは相容れないことがある

・すべての人にあてはまるかどうかはわからない

・取り返しのつかない状態(自力で回復する体力がなくなっている状態)の人の救いにはならないかもしれない

・父が受けた詳しい治療法と治療した人について詳細は語らない

これらを理解して、なお読みたいと思ってくださる方にだけ、ほんの少しの覚悟の代わりに有料記事とさせて頂こうと思う。ご理解頂きたい。


1.父はどんな状態だった?(癌とは?病気とは?)

(1)癌って何? ーガンになるための4条件ー

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