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子どもに伝えたい、ChatGPTを活用した勉強法

3人の子どもを育てながら、小学校の先生として働いているダディです。

今日は、「ChatGPTを活用した勉強方法」について紹介します。

一橋大学名誉教授の野口悠紀雄さんが提唱している「「超」勉強法」を参考にさせていただきました。

この方法を使えば学校での指導方法も大きく変わり、子どもが自分から勉強したくなると感じました。

現場レベルから見ても使えそうなこの方法。
順番に解説していきます。


▼「「超」勉強法」って何?

まずは野口さんが提唱している「「超」勉強法」とは何か紹介します。

結論を先に伝えると、【勉強する順番を変える】というものです。

1か月前は受験シーズン真っ只中でしたね。

受験の際の勉強方法といえば、このような流れが一般的。

  1. 教科書を読んだり、単語を覚えたりする。

  2. 分からない言葉があれば、辞書を使って意味を調べる。

  3. 力試しで過去問を解いてみる。

  4. 間違った問題について勉強し、再度過去問に挑戦する。

「「超」勉強法」ではこの順番が逆になります。

  1. とりあえず過去問を解く。

  2. 間違えた問題について、言葉の意味を調べたり、関連する知識を覚える。

  3. また過去問を解く。

つまり、「覚える→解く」の順番を「解く→覚える」に変えるということです。

この方法だと効率的に必要な知識を蓄えられて便利です。

▼ChatGPTをどうやって使うの?

ここからは、「「超」勉強法」のどこにChatGPTを活用するのかを紹介します。

過去問を解くと必ずと言っていいほどぶつかる壁があります。

それが、「言葉の壁」

国語なら「日本語」、数学・理科・社会なら「専門用語」、その他にも「英語」という壁もあります。

言葉が分からなければ、問題を理解できませんし、解き方も分かりません。

ここで通常なら、辞書や教科書を使います。

そこをChatGPTに任せることも可能になりました。

ChatGPTを使えば、「言葉の意味を調べる」「言葉を使った関連問題を解く」「類義語や対義語を知る」など幅広く活用できます。

従来の方法では、調べたことしか理解することはありませんでしたが、ChatGPTを使えば、調べたことプラスアルファを知ることができるので効果的な学習ができるようになります。

▼学校教育との関連は?

しかし、公立学校に通っていると学校で受験勉強をすることはほとんどありませんよね。

学校別の対策をするというよりも、どこでも活用できる知識を覚えることに力を費やすイメージです。

目的もなく、ダラダラと知識を覚えないといけない。
だから勉強が嫌いになるんですよね。

しかし、公立学校の教育が徐々に変わってきています。

渋谷区立の小中学校は午後の授業を全て「探求学習」に変えることを発表しています。

「探求学習」とは、自分で学習したいテーマを決め、学習計画を立てて、トライアンドエラーを繰り返しながら学習成果をまとめていくという方法です。

これまでの「与えられる学習」から「自ら学ぶ学習」へのシフトチェンジが行われようとしているのです。

ただ、現場の目からすると、いきなり子どもたちに「自分で学習したいことは何?」と聞いても、ポカンとする子が多いのではないかという心配もあります。

これまでの学校教育の代償ですね。

だとしたら、ここで「「超」勉強法」が使えるはずです。
手順は以下のとおりです。

  1. 午前の授業では、これまで数時間かけて学習した内容を1~2時間程度で概要をサラッと知る。

  2. 授業を受けて、自分なりに深掘りしたい内容や興味をもった部分を調べていく。(ここでChatGPTを活用していくと、テーマ設定や派生した知識の獲得につながる)

  3. 人によって学習する内容は変わってくるので、友達同士で学習した内容を共有する。

つまり、本来数時間かけて教わるはずだった内容を、自分で調べたり友達と教え合ったりして理解していくという学習方法に変えてしまうのです。

いきなり「学習したいことを学習してごらん」と言われてもポカンとしてしまう子は多いと思います。

しかし授業を通して、「学習することを決めるきっかけ」を与えられるので探求学習に入りやすくなるのです。

もちろん、教科書の範囲を超えることも考えられますし、子どもが大人の想像を超えて学習の幅を広げることだって想定できます。

それを受け止めることで、子どもが学習に没頭し、「与えられる学習」から脱却できるようになります。

▼まとめ

いかがでしたでしょうか。

今日は、「学校教育をChatGPTが変える」という内容でお届けしました。

従来の教育方法とは異なる学習スタイルのため、最初は戸惑う声があがってくることが考えられますが、1~2年で慣れてくるのではないかと考えています。

初めの混乱を最小限に抑えるために、子どもが学習テーマを設定するためのサポートアイテムを作りました。

学習した内容から、子どもが興味をもったことを聞き、学習テーマ案を10個提案してくれるというものです。

一応、普段興味のあることから学習テーマを提案できるようにも設計しています。

また、個人情報を入力しても受け付けないよう設定しています。

親御さんや学校の先生で使ってみたい方はコメント欄で教えてください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪

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