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人間らしく生きていくために、『アンガーマネジメント』にとらわれすぎないようにしよう

カリカリ・イライラすることが多くなり、アンガーマネジメントに関する書籍を読み漁った事がある。
その結果、自分の「怒り」の感情を分析するスピードがかなり早くなったと思う。

生活の中で「怒る」事が少なくなった分、体力の消耗にも良い影響が出ている。
仕事をしていると、怒りの感情が抑えきれない人を見かけることがある。
(疲れるだろうなぁ)なんて思いながら見ているが、「怒り」という感情を全否定するわけではない。

私がかつてイライラ・カリカリしていた時は、大抵締切に追われていたり、仕事の量が自分のキャパを超えていた。

「怒り」という感情はとても強いエネルギーを持っている。「怒り」という感情によって、何とかその大変な時期を乗り越えていたように思う。

世間では、アンガーマネジメントという言葉が広まり、怒りをコントロールすることが当たり前になってきている。
確かに、必要な知識であり自分の感情をコントロールすることで穏やかな日々を過ごせるようになることは間違いない。

しかし、喜怒哀楽、人の持つ感情はどこか面白く、魅力的だと感じる。

大切なのは、感情を鎮めることではなく。感情を理解し、自分と向き合っていく事だ。感情が大きく揺さぶられることで、自分がAIではなく、一人の人間なんだと実感する。

波をたてないように慎重になりすぎないようにしよう。
時には失敗もするし、後悔もする。ただそっちの方が人間らしい。
こんな時代だからこそ、人間らしく楽しく生きよう。



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