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保険が使えない鍼灸院をあなたは選ぶか?

「鍼灸がいいんだったら、なんで保険使えないの?」

最近、患者さんに言われた言葉です。

鍼灸が普及しない原因は、健康保険を使えないのも、大きい理由だと思います。

制度上、使えないんです。

と、お答えしましたが、多分納得されていなかったです。


整骨院、接骨院は、健康保険が使えるのに、
鍼灸院は、特定の疾患にしか使えない。
さらに、医師の同意書が必要で、
医師の同意書を取るのが、一苦労。


保険が使えない

イコール

医療じゃない

と考える方もいらっしゃるみたいです。

鍼灸は、厳密に言うと、医療ではなく、
医療類似行為と位置付けられています。

治す事はしてはいけないんです。

私は、日々、患者さんを治そうと思って、治ると思って、施術していますけれど。

私は、保険は、最低限の治療で、それ以上は、保険が使えないと考えているので、保険外の、歯科治療も、受け入れます。

それと同じように、鍼灸も考えているのですが、
そう考える方は、まだ少ないようです。

鍼灸師の間では、保険に頼らず、やっていかないと、将来、保険制度が厳しくなった時に、やっていけないと言う声は、よく聞きます。

私は、開業当初から、保険は、一切考えていませんでした。

保険を使える所と、保険を使えない当院と、
比べてもらって、そして、選んでくれた人に、
真摯に向き合っていきたいものです。


制度は、当分、変わらないので。


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