即興詩【皮肉を詠っていた】
自身への皮肉しか出てこない。
言葉にキセルを咥えさせて
執着と契と大昔のカルマと、
一周二週廻って巡って
私は心臓の言葉を探し出す。
いい大人と魂の齢と、
肌に弾く水滴と、
鈍い音の轟くDJが気を利かせて項から入ってくる
一周二週廻って巡って、
変化しない心地よさを気取る。
自身の皮肉しか持っていない。
皮を剥いで生身を表現してみたい。
そこで皮肉を詠っていたのだ。
※この音楽を聴きながら。(この音楽を皮肉ってはないです。念の為。)
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