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ニッチの経歴

 初めましての方は初めまして。ご存知な方はコンゴトモ、ヨロシク。ナナ_漢那と申します。電子書籍小説家であり、ゲーム配信者、絵描き、たまにラップとかもしております。

 作家としては、漢那遼平名義です。ちなみに本名。

 ナナ名義は、昔ちょいとWordPressの勉強のためにやっていた「ナナンカエッセイ」から。ペンネームなー、なんかないかなー、ななんか、ナナンカとなったわけです。

 この記事では、「漢那とはどういう奴か?」について、ある程度自己紹介してみたいと思います。

 昭和62年の3月に千葉県市川市で生を受け、5歳で兵庫県神戸市に移り住み、一週間で神戸弁を喋れるようになりました。が、敬語は標準語のイントネーション、そもそもの漢那という苗字は沖縄という、色々説明がややこいので神戸出身としてます。好きですしね、神戸。

学生のころは心理学専攻でした。一応修士課程修了ですが、資格は取っていません。カウンセラーを職業としてするのは向いていないと判断しました。

 大学生のときに、小説家を志しますが、新人賞は落選につぐ落選。しかし小説の恩師、フリーランスの編集者の言葉や援助に励まされ、夢として終わらさずに済みました。

 2020年11月11日に電子書籍でセルフデビュー。当時、自身でWebサイトでの販売をしていた方は非常に少なかったので、「黎明期からの電子書籍小説家」などと偉そうに肩書きに使ったりしてます。

 職歴は、履歴書で「転職が多いのが……」とされるくらいでして、介護、警備員、人力車など、そもそものまとまりもないキャリアです。人力車?  はい、人力車引っ張ってました、神戸と嵐山で。腰の持病などの理由で辞めましたが、楽しかったです。

 と、まあ、よくある経歴はこの辺にして、「自分で自分をどういう奴か説明を試みる」ということをしていくわけですが、いかんせん自分が手を出していることが、「小説」「ゲーム(などの)配信」「絵」「ラップ」……と多いので、ここではざっくりになってしまいます。

ちなみにこんな絵柄です。浅井健一さんの影響モロに受けてますね


  んー、例えばなんですけれど、「フィクションに救われた」って経験、ございますか。

 僕はあるんです。ゲームで救われもしました。漫画を描くことで救われもしました。

「自分が一番表現できるのは小説だ!」と気づいた時の解放感と、それと同時に小説ありきの生き方になってしまった感の相反する感覚とかも経験済み。

 なんでしょうね、「勝手にそう思ってる。そう思いたいんだ」と言われれば、そらそうとも言えるんですが、まぁ、シンプルに言うと「小説にハマった。配信にハマった。フィクション大好き!」というヤツなんですね。

 別に自分の作品で誰かを救おう!などとは思っていませんのでご安心を。誰かがどうなるかなんてのは、自分の手には余ります。もし、ホンマに人を救いたいのなら、カウンセラーなってたはずです。

 むしろ、「自分が楽しいから創作して売ってる」というエゴですね、身も蓋もない言い方したら。はい、エゴで生きてます。だって、自分の小説にはその価値があると思ってますから。でなきゃ販売してないです。

 言葉にはかなり細かい、というより、細かく見れるようにいつの間にかなってました。元からの気質、そして大学での『芸術作品が創造される心理過程』という、こっ恥ずかしいタイトルの卒論で読みまくった文献たちがプラスされ、底力を上げてくれました。

 なので、この丁寧かと思いきや突然崩れたりする文章は、そこそこ意図的です。後は音とか形とか連なりなどなどの偶発的要素も取り入れてます。

 で、これまた困ったことに、大衆ウケするものに、あんまり興味持てないまま歳を重ねてしまいました。世間があゆの時代に一番聴いていたのはスケボーキングです。はい、半分は困ってないどころか、ラッキーと思ってます。意図せずニッチ戦略できますやん。

 けど、日常会話とか仕事とかでも困るんですよ。例えば人力車で、

「お客様は音楽お好きですか?」
「好きー!」
「お!  アーティストは?」
「◯◯ー!」
「……」
「訊いといて黙んなボケ」

 となりかねない。まぁ、そこは仕事なのでこんな対応はせずに、「オススメの曲は?」と尋ねて教えて貰って、家で聴いてました。嘘じゃないです、違います。

 でも自分がピンと来るものは、何故か周りは知らない・周りにはウケないのです。その逆もしかり。

 それがあらゆるジャンルのエンタメでそうだから、「あー、俺はマイナー・ニッチな奴なんや」と自覚するのも仕方がないのです。

 だって、「◯◯って趣味良いよなー」と俺が言ったら、「お前が『趣味良い』って言うってことは、世間的には『趣味悪い』ってことやからな」と言われれば、そら、いくら鈍感でも自覚します。

 だから、ぶっちゃけ、めっさ人を選ぶ作家やし、めっさ人を選ぶ作品やったりすると思います。万が一あなたが気に入ったとしても、あなたの周りや仲間が気に入る保証は致しかねます。

 でも心のどこかで、「こんなん好きやろ?どやどや?」みたいなところもありまして、それが河川敷とかで、好きやろ言うてるのが禁断の本とかで、あなたが「むふふ」となったら、おもろいなー、と思うわけです。

 世界のどっかにはおるやろ、くらい気楽に、あるいはノーテンキに考えてますので、もしもあなたが「むふふ」となってくれたら、若干ドヤ顔で喜んでると思います。

 そんなわけで、ご縁がありましたら、今後ともよろしくお願いします。

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