見出し画像

犬も花粉症になる?

こんにちは、動物病院で受付嬢としてアルバイトしているナナです。
2月に入り暖かくなってきて、お散歩も楽しくなってきましたね。

ですが、これからの季節は人間にとって「花粉症」という厄介な季節到来です!!!
お散歩楽しくなってきたのにーーーーーーー人間が辛い…😭

そんな中、先日来院された飼い主様から「犬も花粉症になるんですか?」とご質問をいただきました。

犬も花粉症になるんです!!!


犬の花粉症は
・くしゃみや鼻水(アレルギー性鼻炎)
・涙や目のかゆみ(アレルギー性結膜炎)
・皮膚や耳の発赤やかゆみ(アレルギー性皮膚炎)
という症状が出るようです。
特に、犬の場合は皮膚に症状がでる場合が一番多いんです!

花粉症で辛いのは、人間だけではないんですね…😢

でも、具体的にどういう症状が出るんだろう?


症状例
・皮膚をかゆがる、発疹
・身体のあちこちを舐める
・掻きすぎて、一部の毛が抜けている
・くしゃみ、鼻水
・目やにが増える
・目の周りなどの皮膚が赤くなる、目をかくなど
・咳をする
というような症状が出るようです。人間と似ていますね!

ですが、人間と違って主な犬の花粉症は皮膚炎です!
いつもより体を舐めたり、痒がっていていたら動物病院で診てもらってください。
体を舐めることで症状が悪化してしまうんです!

人間でいうと、アレルギーで皮膚が赤くなり痒くてかいてしまったら
どんどん広がったり、掻きすぎて内出血や出血してしまった経験ありませんか?

私はストレスで膝裏上あたりに湿疹ができたことがあり、掻きすぎて内出血を起こしたことがあります😭

しかも広範囲で青あざのようになってしまい、
それを見た友人に「どこで転んだの?」と言われて気づきました…


花粉症じゃないんかーーーーい!

自分できづかないんかーーーーい!


日頃からのケアをしよう!


対策案 〜室内飼い編〜

・花粉の飛散が多い時間の散歩や外出を控える
(湿度が低い・風が強い・雨が降った翌日)
・散歩後は愛犬の身体を拭いてあげる(床掃除用の不織布などがおすすめ)
・ブラッシングは外でこまめにしてあげる
・シャンプーの頻度を増やしてあげる
・飼い主様がなるべく家の中に花粉を持ち込まないようにする
(家に入る前に花粉をはらう、花粉がつきにくい素材の服で外出するなど)
・家の中の掃除はいつも以上に念入りに(掃除機+水拭きまで)


対策案 〜室外飼い編〜

・花粉の飛散が多い時間は屋内にいれてあげる
(湿度が低い・風が強い・雨が降った翌日)
・ブラシング or 身体を拭いてあげる頻度を増やしてあげる
・シャンプーの頻度を増やしてあげる
・風通しが良い場所で、花粉が飛んできても充満しないような場所に居させてあげる
(お庭でもなるべく建物の間などを避ける)
・ガーデニングされたお庭から離れた場所に居させてあげる

参考までに一緒に日頃からのケアを心がけましょう😊


花粉症になりやすい犬種

人間にも花粉症になる人、ならない人がいるように
花粉症になりやすい犬種というのがあるようです!

・ウエストハイランド・ホワイトテリア
・柴犬
・シー・ズー
・ブルドッグ
・フレンチ・ブルドッグ
・パグ
・ゴールデン・レトリーバー
などが比較的犬の花粉症になりやすい犬種のようです。

こちらの犬種をご家族にいる飼い主様は、特に注意したほうがよいのかもしれません。


ということで、花粉症に悩むのは人間だけではないようです…
花粉症の辛さは、私たち人間が一番わかりますよね😭

これからの季節、散歩にレジャーに外出する機会がますます増えて、
犬達も飼い主様と楽しい日々が増えてルンルンです  🐕🎵

犬も花粉症になることを覚えておいていただき、
ご家族に異変があったら、悪化する前に動物病院で診察してもらってください!

また一つ勉強になりました!
動物病院受付嬢頑張ります!!!










この記事が参加している募集

ペットとの暮らし

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?