ななメ

21歳。女。実家暮らしニート。社交不安障害、気分変調性障害の治療中。日記とエッセイ。

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【エッセイ】18年追い続けていた夢が偽りと気づいた時の絶望

 私は絵を描くことが好きだった。だから絵描きになろうとした。筈だった。しかし最近自分の本当の気持ちと向き合う中で、絵描きの道は、実は私は望んでいないのではないか、好きではないのではないかと疑うようになった。  そもそも私が絵を仕事にしようと決意した明確なきっかけというのがあり、3歳の出来事です。それはただ、当時3歳の私が描いた絵を見た母親が「上手だね。大きくなったら絵描き屋さんになれるね」と褒めたことが発端です。  母親からしたら、子供の絵を母親目線で褒めただけで、そんな

    • 【エッセイ】家族と食卓を囲む

       昨日、お母さんとおしゃべりをした。私は家族みんなで、ダイニングテーブルを囲んで食事をするのが好きなのだと話した。普段はみんなそれぞれの部屋で1人で食事をしているから、たまには一緒に食べたいな。昔みたいに。焼肉とか、お鍋とか、お好み焼きとか、みんなで囲んで食べるものが。  そうぼやいた。そうしたら次の日、つまり今日、お母さんはお好み焼きプレートとたこ焼き器を準備していた。  こんなに早く行動に移してくれるとは思わず、びっくりした。それと同時に、すごく嬉しかった。  久しぶ

      • 人間、躁の日もあれば鬱の日もある

         前回の記事で興味の移り変わりが激しい話をしましたが、私はテンションの移り変わりも激しいです。双極性障害とは診断されてないのですが、その片鱗はちらちらと見えているのです。  私がnoteを書くに当たって、勝手に思い込んでいたことがありました。それは「ポジティブかネガティブかどちらか選んで、そのキャラで文章を書かないといけない」というものです。  私はポジティブな時とネガティブな時の差が激しく、一番上の時と下の時とでは考え方もまるっきり変わるのです。故に「書く上でキャラが違

        • 「好きで居続けないとダメ」という執着

           私は昔から物事の興味の移り変わりが激しく、それも極端で、好きな時はその物事に全財産を注ぎ込むことも珍しくなかった。逆に興味が無くなる時は、今まで費やしてきたお金や時間を後悔し、「なんでこんなもの好きだったんだ」と本気で疑問に思うまで行く。ここまで来ると「嫌い」の部類に入るくらいには、その物事を忌避してしまうので、「大好き」だった時期の大きな意識の差でとても疲弊してしまう。  絵を描くこと、文章を書くこと、ゲーム、アニメ、本、等々。細かくジャンル分けすると書ききれない。好き

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        【エッセイ】18年追い続けていた夢が偽りと気づいた時の絶望

          【エッセイ】初めて病名が診断された日

           少し前の話ですが、新しいメンクリに通い始めました。初診2ヶ月待ちだったのですが、初診お断りよりマシなので2ヶ月待ちました。  そこで人生初めて心の病気の診断をしてもらいました。今まで通っていたメンクリは、全部はっきりとした診断結果を出さない場所だったのでドキドキ。  結論から話すと、診断された病名は「社交不安障害」「気分変調性障害」です。  社交不安障害はなんとなく「そうなんだろうなー」とぼんやり思っていたのですんなり受け入れました。けど気分変調性障害は完全なノーマー

          【エッセイ】初めて病名が診断された日

          砂糖菓子の弾丸で生きて行きたいニート

           先日、桜庭一樹さんの「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」を読みました。  そこで感じたこと、自分に投影して気づいたことを書いてみます。本の感想と言うより、ほぼ自分語りです。 ※作品のネタバレを含みます。  私はここ数十年、ずっと砂糖菓子の弾丸を撃ち続けていたのかもしれない。実弾を撃つのは大変だから、精神的にキツいから、私には向いてないからって、ずっと逃げて、代わりに砂糖菓子の弾丸を撃つことにした。素晴らしい夢を語って、紛れもなく私は「それ」になるんだって疑わなかった。両親

          砂糖菓子の弾丸で生きて行きたいニート

          他人の行動に善悪のジャッジをする癖

           この世の善悪は世界共通と見えて、実はそうでもない。現に国ごとによって法律も異なり、日本では犯罪であることも、別国では裁かれないものだって沢山ある。そして、国の法律という大きな存在以外に、個人の法律というものが人間一人一人に備わっていることを自覚しなければならない。これは人間が10人居れば10通りの善悪の価値観が存在していることを指す。  テレビやSNSで話題になるような大きな事柄、窃盗、詐欺、殺人、等々。大衆の多くが「これは悪だ」と言うことだろう。実際日本の法律では上記の

          他人の行動に善悪のジャッジをする癖

          【エッセイ】何のために規則正しく眠るのか?

           ここ2週間連続の話。夜20時〜21時辺りに自然な眠気で眠りにつき、中途覚醒を2〜3回繰り返したのち、早朝5時に起床するスタイルが続いている。相変わらず夢見が良いとは言えないが、悪夢とまではいかないのでご愛嬌。  一番驚いているのは、その規則正しすぎる睡眠リズム。20時台に就寝し、5時に起床するなんて、3週間前の私からしたら耳を疑う話だ。ちなみに実際のところ20時台の入眠はあまり良くないとされ、睡眠禁止ゾーンと言われているが、私が求めていたものは「規則正しい時間に眠る」という

          【エッセイ】何のために規則正しく眠るのか?

          【エッセイ】発狂・母親との冷戦

           全てを捨てたい。写真フォルダの中身を全て消去したい。本も、今残っているグッズも、全て、余さず抹消したい。とにかく身軽になりたい。以前大規模な断捨離をしたばかりなのだが、今はそれでもまだ重く感じる。  けど実際、販売終了したDVDとか、家族写真とかは捨てたら、しばらく日をおいて冷静になった時に大後悔して号泣しながら身を投げそうで怖い。その辺の謎の理性は存在する。  そもそも本当に気が狂ってたら、こんなところにメモなんか残さず、問答無用で全て捨てている筈。    最近は家族、主

          【エッセイ】発狂・母親との冷戦

          【エッセイ】死んでも、生きてもない状態

           今の私は、本当に生きているのかわからない。いやまあ物理的には生きてるけども。ただ、夢や目標に向かって直向きに頑張っているとは言い切れないし、親に「いつになったら働くのか」と訊かれることを恐れながら毎日をやり過ごす。お金はいつも必要最低限スレスレのところをうようよして、なんとか頑張らなくてもお金が入ってくる方法を駆使して食い繋いでいる。そして毎日を技術向上ではなくYoutube視聴によりなんとなくやり過ごす。こんな毎日を送っている私が、どうして生きていると断言できるだろうか。

          【エッセイ】死んでも、生きてもない状態

          【エッセイ】夢と引き寄せの法則の共通点

           夢の中で一度でも「殺される」と危惧して仕舞えば、夢はたちまちその通りの世界を創り出してくる。どこからともなく殺人鬼が現れ、私にナイフを突きつけてくる。痛みはないものの、金属が当たっている感覚というのは感じ取れてしまう為、それだけでも不快感は充分。対処法は単純明快、「殺される」と危惧しないことなのだが、単純明快だからといって行動に移すのが簡単とは限らない。もう何十何百と殺される夢を見てきた経験からなのか、不幸を求める潜在意識がそうさせているのか知らないが、脊髄反射のように「殺

          【エッセイ】夢と引き寄せの法則の共通点