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自分らしさの感覚 本来感

大学時代に卒業論文で本来感について論文を作成しました。

ロジャーズのいう自己実現とも概念が近いです。
自分らしく生きれるっていうことは誰もが望むことだと思います。

z世代は悟り世代と言われていて、ゆとり教育だった分、精神性が高い人が多い気がします。精神性が高い🟰目的意識、問題意識、モチベーションが高いのかなと思います。

その反面、目的意識は高いけど、現実だとなかなか難しいって感じることってありますよね。経験やスキルの問題もあると思います。

私はもともと、神経症なところがあり、心理学を勉強しようと思いました。大学では自主勉強で自我分析を勉強しました。

自分の求める自分らしさ、将来なりたい自分は漠然とはあると思うのですが、周りからは軸がないと言われたことがあります。

その原因には過剰適応、神経症的性格が関係していると思います。

過剰適応はなんとなくですが、HSPと近しい概念なのかなと思います。人の目を気にしている人や優しい人が多いと思います。大学時代先生方は最近は過剰適応が増えたと言っています。協調性はあるけど、情緒的繋がりが苦手な人が増えている印象。今ここの体験に開かれていないってもったいないなと ※自分もしかり、

人から拒否されるのが怖いという感情は誰でも仕事でどこか感じることってあると思いますが、自己への執着から他者への関心に切り替えることができれば少しは自分らしく生きれるのかなと思います。※アドラー心理学 嫌われる勇気

幸せになる勇気では、いろんな書物があるなかで、現代でもよく読まれているのは、夏目漱石のこころ と太宰治の人間失格らしいです。
どちらも人間の弱さをえぐり出すような内容だし、バットエンドなので、自分の繊細さはあまり深掘りせず、いろんな人の弱さを理解できるっていういい方向に捉えて自己受容することにしました。

神経症的性格は親の自我P、子供の自我Cが強くて、大人の自我Aが弱い自我状態です。
この自我状態だとなかなか自分軸はない様に見られます。大人の自我が親の自我に寄りやすいので、頭でっかちで言葉や行動で現実を変えるのが苦手。
これらの3つの自我がバランスよく保たれるのが1番精神が平和な状態かなと思います。

最近だとインポスター症候群っていう言葉を会社で耳にしました。自己卑下とか謙虚でいることが関係していると思いますが、最近は意外とインポスター症候群でも仕方ないかなって思うようになりました。
防衛的悲観主義者の方が非現実的楽観主義者よりも適応的という論文があるので、インポスター症候群であることにも利点はある気がします。

こじらせているけど、ごめんなさいという気持ちで人間力をあげられるように努力したいと思った社会人3年目です。

自分の直感、実感、感性を大切にしながらも目的意識を持ち続けられるz世代でありないなと。

本来感に関する論文は南山大学心理人間学科 卒業論文 2020年度提出者 を参考に

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