見出し画像

野草食日記 351 クサギの味噌汁

3ヶ月も前に撮影して投稿しないままになっていた写真を発見したので、今更ながらの更新です。
少し変わった香りのするクサギを、九州地方では味噌汁に入れると聞いたので、試してみることにしました。
ご当地では味噌汁の具はクサギが一番好きという人も結構いるんだそう。
本当かな?!
葉の香りが汁全体に広がって、妙な味にはならないのかしら??

家族に食べてもらえないと困るから、お昼ご飯の時に試作することにしました。
参考にしたのはこちら。

このレシピ、生の葉を塩で揉んでアク出ししたのをそのまま入れてます。
本当に大丈夫なんだろうか。
それでもこの時は、6月に控えていたクサギワークショップで情報提供するために、レシピを信用して作りましたとも。
コツとしては、クサギの葉の色が黒っぽくなるまで煮込むことなのだそう。
煮干しの出汁でじゃがいもと一緒にクツクツ煮込み、葉が柔らかくなったら味噌を溶き、お豆腐も入れて完成。

恐る恐る口に運ぶと、煮込んだクサギの柔らかさが、とってもいい感じです。
汁のほうはと言えば、クサギの香りはやっぱりしました。
けれど、ものすごく嫌な感じではなく、思いの外美味しかったですよ。

でもね、これを家族に出すのはちょっと勇気がいります。
佃煮は美味しいと言って食べてくれる夫ではあるんですけどね。
いつものように、時間をかけてアク抜きしたものを使ったら、はじめて食べる人も大丈夫なんじゃないかしら。

8月に下拵えしたのが冷凍で眠っているので、今度検証してみようと思います。

今年はクサギの実がなるのが早いです。

なな艸インスタグラム
https://instagram.com/7kusa7xa?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==

野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。