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庭と畑の記録 20 なぜ今年のビオラは花がもりもりと咲くのか・・・私が実践したこととその考察

今年30歳になる息子がまだ赤ん坊の頃、出産前とはうって変わって思うように出掛けられなくなったのが、ガーデニングを始めたきっかけでした。
当時は気に入った植物をやみくもに鉢に植えるだけで、地力のことなどあまり考えていなかったので、植えた時が一番綺麗な状態。
しばらくすると徐々に花数が減り、株全体が淡い緑色に変わり、ヒョロヒョロと虚弱になっていくのが素人目にもよくわかりました。

そんな植物に喝を入れるが如く肥料をやって、少しの間は何とか持ち直すものの、やっぱり基礎体力のない人にユンケルを飲ませるみたいなことをしても根本的解決にはならないのだなと、ようやく最近になってわかってきました。
もうちょっと早く気づけよ、ですよねぇ。

当時作った寄せ植え

2年ほど前にYoutubeで菌ちゃん農法の動画を見ました。
これです。

こういうのいいな、好きだな、と思ったのですが、体力のない私のような人間が1人で実践するにはかなりハードルが高いと感じたのです。
そこで、動画のように短期間で結果を出そうとするのは無理だけど、この方法を意識しながら、こつこつ時間をかけて進めていくことはできると思いました。

現在の家に越してきた時、とにかく土がカラッカラに痩せていました。
そこで
①毎日の食事作りで出る生ごみを庭のあちこちに埋める。
②米の研ぎ汁は庭に撒く。
ということを4年ほど続けていました。

昨年からは
①生ごみに糠を混ぜて土に埋める。
②米のとぎ汁に糠と菌 (EM菌やマコモ乳酸菌)を混ぜて庭に撒く。
③ほぼ毎日飲んでいる野草茶の茶殻を花壇に捨てる。

に切り替えてみました。
どれも、日々の暮らしの中で無理なくできることばかりで、忙しい時や面倒に感じる時は、パーフェクトにやらなくてもいいのです。

実は3年前に糠からボカシ肥料を作ることもやっていましたが、作っている途中のにおいが家族に不評、また糠床を混ぜるようにビニールをひっくり返したりするのも結構面倒だったのですよね。

それに比べると今のやり方は臭くないし、手間も少なくて楽です。

参考にしたのはこの本。

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結局のところ、土壌中で発酵を促して菌を増やせばいいのですよね。

ごくたまーに、残っている有機液肥はやってたけど、1〜2ヶ月に一度くらい。
今年に入ってからは多分肥料はやってないです。
それで、このもりもり感!
こんなの初めてです。
30年前の私に教えてあげたい。

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