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【映画感想】ベタなところが楽しい『M3GAN』

FireTVのTOPに告知が出てたので、気になって視聴。
TOP画像と作品紹介文だけで、あらすじ全体が見えたけど、でもやっぱり気になって見てしまった。
怖いものが嫌いな夫と、5歳児の息子とは一緒に見れないので、一人で答え合わせも兼ねて軽~く見てみた。

おもちゃ開発者の主人公が、こどもにとって最高の友達、大人にとっても子育ての協力者となるようにプログラムされたAI人形ミーガンを開発。
このミーガンの開発がとんでもない事態を招くことになる、というストーリー。

人形系のホラーと言えばチャイルドプレイのチャッキーだよね。
殺人鬼の魂が人形に宿っているチャッキーと比べたら、AI人形という設定はより現代っぽさがあるよね。

まず、ミーガンの着てる洋服がかわいい。
お人形さんだから当然だけれど、かわいらしい顔だちによく合っていた。
私が子供で、ほんとにミーガン人形があったら、「ミーガン欲しい!友達にしたい!」と思うかも。
(Amazonで調べたら、ミーガンのコスプレ衣装も売っていた。着ないけどね。)
このかわいらしい顔が、のちのち怖く見えてくるんだけれど。

そしてストーリーはベタ。でも、おもしろくないわけでは決してない。
くるよ、くるよ・・・!やっぱりきた~!!! これをやるのが楽しい。

予想を裏切る驚きの展開のストーリーも大好きだけれど、ベタなのも好きだなと思う。

ミーガンが、開発者である主人公と言い争う場面の、子育てを自分(ミーガン)に丸投げして親失格だ、と責めるところは耳が痛すぎた・・。
我が家では、タブレットに息子の面倒を見てもらうことも多い・・。

とは言っても、「子育てとはこうあるべき」や、AIの進化に警鐘を鳴らすような重めなメッセージも感じず、何も考えずにさらっと見ることができた。想像通りのストーリーだからこそ、どこか安心して心地よく見れたかなと思う。

ミーガンのロボットっぽさはどうやって出しているんだろう、と
撮影方法など、技術的なところが気になった。
調べてみると、画像加工した視覚効果や、ロボットを使って撮影したそうなのだが、12歳の俳優さんが演じていたということに驚いた・・・。
こんなに芸達者な12歳の俳優さんがいるんだ!!
ミーガンのマスクの下には、さらにかわいらしいお顔があった。

めちゃくちゃ怖い映画は苦手、でも怖い映画は好き。という、矛盾した感情を持っている方(私自身もソレ)には丁度良い怖さレベルかなと思う。




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