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教員でも、その恋愛事情を知っておくことは人生設計に役立つことがあるかもしれない。

【Information】
・1記事2000文字以上あります。
・PCで書いてます。変な所で改行されて読みにくくなる事があります。

【想定している読者層】

・教員という職業に興味のある方
・教員の恋愛事情に興味がわいた方


1.結論

 教員の人生設計は、いつでも崩れます。積極的に行動するのか、消極的に行動するのか、自分の本心に問いかけておくと良いと思います。

2.ネガティブな話

 教員も人間ですので普通に恋愛をしますが、実態については非常にプライベートな事ですので、情報をたくさん持っている人は少ないと思います。

 一番酷い話からしますが、教員になる前から、児童生徒と恋愛関係を持つ事を期待している人間がいます。こういう人間は、「自然を装って自然な成り行きを作り出そうと」します。私個人的にはあり得ないのですが、まず居なくなりません。

 児童生徒の発達段階的には、まず、通常の承認欲求があり、善悪の区別等々を学び、アイデンティティを獲得しようとしています。他者との境界線への認識は弱く、やや依存的になりながら自立を目指しています。

 一方、教員の発達課題に目を向けると、家庭を築くことなどがあります。

 そのため、これらが悪い意味でかみ合うことがあるのです。

 噛み砕いて言うと、「同意していないのに同意している気持ちになる」ということです。さらに言うと、「自分が良いと思う事は、相手も良いと思っている」という期待を、現実と混同させてしまうことがあります。

 本筋の話を進めていきましょう。

3.恋愛事情の様子

 教員の恋愛事情にもいくつかパターンがあります。

①結婚しないことを決めている人
②結婚は断らないと決めているけど自分からは何もしない人
③結婚しようと決めているけど何もしない人
④職場内恋愛は完全拒否の人
⑤職場内恋愛で結婚しようとしている人

 そして、よく話を聞くのは④です。

 多分ですが、④の話は職員室内で話をしても自分が困る事が無いからでしょうね。話しやすいのだと思います。ただ、結婚したいという気持ちがそれなりにある人が言っているイメージがあります。

 そして、意外と話を聞くのが「バツイチ」や「再婚」です。
 例えば、「バツイチで子どもがいる人と結婚した」等と、わざわざ私にしゃべる人もいます。返答にとても困るので迷惑ですが、なぜか話したくなったのでしょうね。

 また、意外かもしれませんが、お見合いの話も聞きます。ただし、おおっぴらに言っている人は私の周りにはいません。SNSでこっそり書き込んでいますね。

 お見合いと言っても、いわゆる普通のお見合いもありますが、自衛隊や市町村のお見合いイベントへの参加や、アプリの利用、業者など、いろいろやっているみたいです。

 世の中の流れ的に、結婚しない事がカッコいいとか、アプリを使うのはカッコ悪いとか、見栄の部分が独り歩きしている様に思いますが、結婚と子育ては、シンプルに幸せなことでもありますので、幸せになるための努力をバカにする必要はないでしょう。むしろ全力応援できる人になりたいなと、個人的には思っています。

 ただ、実際に教員になって働きだした段階で、出会いはほとんどないと思いますので、教員と恋愛の話は結構シビアな話題だと思っています。

 お見合いするにしても、年収やステータス面で何かイニシアチブを取れているような気がするかもしれませんが、「教員」というだけでネガティブイメージがありますので、差引マイナスくらいなものだと私は思います。

4.かなりよく聞く恋愛事情

 かなりよく聞くのは、こんな話です。

初めは結婚するつもりはなかった(一生独身)
趣味をしながら教育に人生をささげるんだ、と思っていた。
ただ、いつのまにか子どもがいた。
そして、人事異動が嫌になった
そして、働き方改革を本気でやって欲しいと願うようになった
子育て忙しいアピールする教員は嫌だ

この流れですね。

 たいてい「いつの間にか」とか「周りの教員が~」みたいな言葉がくっついてくるので、とても不思議だなと思って話を聞くのですが、よく聞くパターンです。良い話ではあると思うのですが、「やっぱり人生設計は変わるんだな」と思い知らされます。

5.こだわるとしんどいかも

 教員になった段階でパートナーがいらしゃらない方は、「こだわり」を持っていると大変かもしれないな、と、おせっかいにも考えています。

 やはり、職場内での出会いは非常に少ない仕事だと思いますし、職場内恋愛に対する周囲の視線があり得ない程にうるさい職業でもあります。

 お見合いをするにしても、特段イニシアチブを取れるわけでもないし、教員専門の業者に高いお金を払うのも大変だろうなぁと、しみじみ思います。

 さらに、自分の出会いの話をしない方が、教員として生き残るには賢い選択だと思いながら、その話を聞きたい人も山ほどいるんだろうなとも考えています。このバランス感覚は難しい所だなと思います。聞きだすわけにもいきませんからね。

 なぜか、私は他人からそういう話をされることが多いので、謎に色々知ってしまっていますが、そういう話を必要としている人に話してあげて欲しいなと、毎回思っていますし、返答に困るので止めて欲しいなと思っています。他にも病気や服用中の薬、既往症、自殺企図等々、プライバシーにかかわる話をよくされるので、本当に余計なことを知ってしまったなと、毎回いつもいつも心底思います。可能なら匿名で話してほしいですね。

 結論として、恋愛結婚の話は堂々と話しやすいようですので、よく聞く話になっていると思います。次に、いつのまにか結婚した話で、さらにその次に、バツイチとか再婚とかという、いわゆる苦労話です。
 ただ、意外に、お見合いや業者などを利用している人が普通にいますので、そうしたからといって何か劣等感を持つ必要はないと思われます。

 教員になって、結婚で苦労する人も多いようですので、
 「いろんな方法を使うことは、悪いことじゃないよ」と書いておきたいと思い、記事にしてみました。

 ただ、児童生徒相手は、あり得ない。

 最後までお読みいただきありがとうございました。