大アルカナ21番目のカード。

「世界」

それは完成形。
パーフェクトを意味するカード。

しかし

世界は流れゆくもの。

変化するもの。

しかし

その場に在り続けるもの。

確かに存在するもの。

存在を約束された存在。

人々の想いで出来上がるもの。

私は永遠を望まない。

しかし

点で消滅することを望まない。

カードに描かれている事をよく読み解く必要がある。

けれど

理屈抜きで

「我は　　　　である」

と言われることがある。

己がどこに眠るのか

引き出しはどこにあるのか

中身は何なのか

私はそれを

時に

見つめる。

つくりものの世界の中から

必要なものが降ってくる。

それを繋ぎ合わせると

星への道が見える。

私が私の立ち位置なのは

これが

これが悪用されないためだ。

君は…

だから

その心に

嘘はつけない。

私は私だから

やはり

見ていよう

柔らかく

未熟で

すぐ間違う

愛おしい世界を

見ていようと思った。