スポブラって素晴らしいよね!


まぁまぁ、どういう人も読んでいってよ。koedananafusiの健全なるブラジャーの話だから、大丈夫!



突然ではあるが、koedananafusiは絶壁である。
山だったら絶壁って言われたら、難易度高めでクライマーたちの憧れになれるかもなわけだが、ご存知の通りkoedananafusiは山ではない。

前開きの服を着ると、絶望を味わえる。
着る方も、見る方も味わえるアンハッピーセット。

「お肉を集めるんだよ!」
とオーダーメイド下着屋さんで指導されるも
カパカパとするカップに悲しみが押し寄せる。
あのカパカパとしたところには悲しみが詰まっているのだ。何もないように見えて。因みにパットは嫌いだ。


そんな私だから、ブラジャーのワイヤーを憎んでも致し方ない事だと思う。
ブラジャーをしたことがない勢、ワイヤーなんて感じないわよ勢にはわからないかもしれないが、谷間も生まれない、骨ならすぐそこだよ?みたいな平らな土地に強めの形状記憶ワイヤーがぶつかる痛みはなかなかである。
合わないと(たいてい合わないんだが)そこだけ赤く跡になる。かゆいし。最悪である。


ここ近年、ワイヤーのないノンワイヤーブラの種類が増えたように思う。
我々ヘルシーチーム貧乳チームの願いが通じたのか、憧れの谷間をお持ちの方々もワイヤーはお好きではないのか。
いや、有り難い限りである。  


こうして、順調にノンワイヤーブラとの生活をしてきた私だったのだが
この間の健康診断で、スポブラに出会ってしまった。


健康診断の時の胸部レントゲンは、金具類もボタンもだめで、勿論ブラのホックも駄目である。
あれを外すのが好きな方々が一定数存在するようだが、それは中身があってこその楽しみと思われる。私にとっては、とめにくいし、外しにくいし(体が硬いので手を回すのが大変)健康診断の時は脱がなきゃならないしで、面倒くさいものであった。

前々から、気にはなっていたんだ。
無印のスポブラ。
でもなぁ、流石になぁ。という、私の中にある数少ない女心が揺れていて買えなかった。

あれなら金具もないし、ワイヤーもないし、優しく着れるうえに、健康診断で脱がなくてもいい。
健康診断の時、脱ぐのが面倒くさい。年々面倒くさいと思うようになってきた。去年など本当に本当に面倒くさかった。
 


だから買ってみた。
そして着てみた。

想像以上の楽さに感動する。

楽すぎる!!

色気は完璧に消え去り(もともと微量だったが)、スポーツブラジャーの名に恥じない爽やかな見た目になったが、私は私に「スポブラが似合いすぎている!!」と自画自賛する。 
体のライン的に、普通のブラジャーだと浮いている感じがするのだ。
いや、物理的にも悲しみの隙間浮きはあるのだが、こう、なんというの?服に着られている感と同じで、ブラジャーに着けられている感があるのだ。
そもそも、レースの豪奢なブラジャーとか、私の性格にマッチしない。色気は私の担当ではない。
見るのは好きだけど、着けるのは違うのだ。


あ、スポブラの色は、なんか、黒にした。大人っぽいかと思って。(安直)

こうして、スポブラの楽さに目覚めた私だが、しばらくはノンワイヤーブラとのお付き合いが続きそうである。
そのうち、ほぼすべてがスポブラと化すかもしれない。

因みに、我が家にはワイヤー入りのブラジャーもあるのだが、それはドンピシャに見た目が気に入っていて、尚且つワイヤーあたりも優しい優れものである。なかなかない代物。



未経験の為、谷間が存在する方々の苦労はわからないから、ブラジャーの種類の良し悪しは、なんとも言えないところもあるけれど、私は形云々とかより皮膚が楽な方が楽だったという話。


可愛い下着や綺麗な下着で、自分自身が1UPするのであれば、それは素敵な事だから、ぜひしたらいいし、誰かがそれで喜んで、それが嬉しいならそれもそれだと思うし「こうじゃなきゃ!」なんて決まりはないわけだから……


私は私の胸の真ん中に優しくありたいと思うのです。


ここまで読んでくれて有り難うございました!!
あなたの胸元が健やかでありますように!!





サポート設定出来てるのかしら?出来ていたとして、サポートしてもらえたら、明日も生きていけると思います。その明日に何かをつくりたいなぁ。