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【繰り返される破壊】

かつて

鳥のさえずりや
虫のささやきや

大自然の声が
消えてしまった
森の姿について
書かれた書物が
あった

そう

レイチェル・カーソンの
「沈黙の春」だ

それは

化学的な薬品の
多用によって
失われてゆく

大自然の生命
大自然のサイクル

への

警告であった

21世紀の現代では

その
自然のサイクルを

「守る」

という
大義名分のために

大規模に広範囲に
森が
破壊されている

もはや

根こそぎ
削り取られた
森には

大自然の声は
無い

繰り返される破壊を
正当化する
ロジックは

推進する側の
一方的な論理

陰に隠れたる
その貪欲な心は

いつか、必ずや

白日のもとに晒される

その時

あなたは、どうする










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