しょうがないよね、とか、だってそれはあなたが起こしたことの結果でしょ？　とか、わたし達は結構自分視点から物事を見たり判断したりしてしまって、相手の立場になるってことを忘れてしまう生き物。

出会う人全ての人の気持ちは透けて見えなくても、読めなくても、分かろうって思うことは意識をすれば、できる。その人の背景を知ることは、自分から歩み寄る姿勢がなければできないんだなぁってこの数日間考えていました。

人と人とが繋がるためには、それは必要不可欠で。
こんなこと言っちゃあ何だけど「面倒だな」って感じる場面もあるかもしれなくて。
自分が反対の立場なら「こうしてほしい」っていう思いが確かにあるはずなのに、話を聞く側になったりとか自己満足で解決したふうになってしまうことも残念だけどよくある出来事。

だから、その残念な出来事をひとつでも減らすためには何ができるかなってことをここに書きにきた。
頭を整理させにきた。

最近知った歌手の歌で、わたしの心にスーッと入ってくる歌詞があったから紹介するね。

俺が大丈夫って言えば
キミはきっと大丈夫で　
もし世界中がキミの否定をしても
俺が大丈夫って言えばキミはきっと大丈夫で俺だけが世界中の否定をしていよう

このフレーズもなんだけど、この後の
心配迷惑をかけたくないと無理をしているキミをみるのはつらいよ

積み重なったそれが顔に見えたとき
張り詰めた糸が切れた

ここが、あるときの自分と重なって　瞼が熱くなって
今にも泣きそうな顔をしているわたしがいました。

友達の前で恥ずかしい、とか
泣き顔変な顔見られたくない、とか
そんな感情はどこかへ行って
ただあの頃の自分に
「よく、ここまで…がんばったんだね」とただそんな一言をかけてあげたかったんだ、ってことに気づく。

「わたしは、大丈夫」
強がりでいたいとか
この歌詞のように心配迷惑をかけたくない優しいあなただからそんなふうに感じて
「大丈夫」「平気」と周りに焦ってること言えないんでしょう？　大丈夫じゃなくても、それ以上に大丈夫じゃない人達のことが気になって仕方ないんだよね。

今やっと、遅いけど、気づいたんだ。
まず、自分が元気でいなきゃな。

周りのこと心配したりあれやってこれやって、と自分に追い討ちかけるのはその次。

わたしは、自分のこと以外ならちゃっちゃと動けてしまうのに、自分ごととなるとスローリーガール。
「何とかなる」が、良くも悪くも働いているように思えてならないです。

今回は、本当に自分のことだったけれど
これが他人の考えてることだとして
「わたしには関係ないもん」
その一言が口をつくと思うと、ゾッとするし、そんな人間になるのが怖い。

わたしは、だから
例え他人の考えてることであっても
自分ごととして受け止められる人でありたいと願う。

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