子供を産んで絵を描くことを仕事にしたいと思ったこと(2/2)

前回の記事↓の続きです。前回を読んでいなくても読めます。

子供が産まれて4ヶ月目位の時なんですけど、ちょっと余裕が出てきてふと絵を描きたいなって思ったんです。昔使っていたは画材は手元から無くなっていたので、子供と2人で世界堂に画材を買いに行ったのを覚えています。

買ったものは
ホルベイン透明水彩48色セット(24色でよかったな思う)、筆、パレット、クロッキー帳、スケッチブック(マルマン・ワトソン)、漫画原稿用紙B4、マスキング液、黒インク、ホワイト、ミスノン、ペン(丸・Gペン)、油性ペン(茶・黒色)、モデルハンド模型と小さいデッサン人形だったかな。中途半端に買うと、途中で絵を描かなくなると思って散財したのを覚えています。


最初に描いたのはウサギのキャラ化をした育児漫画です。全く人物とか描いていなかったので、簡単なもので枚数を重ねようと思いました。プレッシャーはありましたが、久しぶりに描いた絵はとても楽しかったです。ちょうど子供が離乳食が始まる前&お昼寝の時間が多かったので、少しずつ絵を描くようになりました。

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体調不良で辛かった時に描いたお話


私が子供の絵を描く時に心掛けていたことは、写真等をそのまま模写するのではなく、言葉に表せない感情の一瞬を表現することです。現実の色だけではなく、その時感じた感情を多彩な色の組合せで表現することによって、透明水彩には人の心を動かす力があると考えています。※色について話したいことはあるのですが、話を先に進める為、一度区切ります。

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Twitterもやっていたので、育児の楽しさや辛さを描いた育児絵日記をネットに上げるようになりました。Twitterはオタ活と同時に辞めたので約7年振りで、久しぶりのTwitterはイイネ機能がついていたり、感動しました(笑)
私が描いた子供の絵について好きというコメントを頂いたり、私も人の育児絵等を見て元気をもらうことがありました。そのときから、人に伝えるということを意識し始め、ただ描くだけではなく、伝えたいことを考えるようになりました。


そしてタイトルの通り、子供が産まれて絵を描くことを仕事にしたいと思いました。私は創作を通して、人の心に思いを伝えることをしたいのだと気づいたのです。人の受売りですが、仕事は自分が息をするように出来ることを仕事にした方がいいと考えています。極運ではありますが、他の人にとっては難しい事でも、自分にとっては得意な事を伸ばした方がいいと考えています。


長い休憩期間がありましたが、描きたいものがなくなって絵から遠ざかっていましたが、娘のお陰でまた絵を描こうと動くことが出来ました。
そして、創作をしたいのだと心から気づいた時、道が開けたように感じて、一気に表現したいものに溢れました。今思うと、昔の自分は上手に描かなきゃとか、価値のあるものを描かなくてはと意気込み過ぎていたのかな、と。描きたいものが1本の線でも丸でも良いから描くような、自己肯定感が私にはなかった。まあ自信となるような画力もなかったので💦


今は育児絵よりも、創作や、絵本作りの方に興味があります。
ただ、美術に関する勉強をしてきたわけではないので、今は学びの場所探しと良い作品を読むこと、少しずつアウトプットをしていきたいと考えています。

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フリーダムに描いた花火の絵

noteを書いてみて、自分の中でも知らなかった気づきを知り、良かったです。まだまだ描きたいことはあるので、ゆっくり更新していきたいと考えています(*´ω`*)皆様、おやすみなさい。

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