勝手にブランド考察してみる #1
こんにちは、コマツナです。
アメリカに売っていた「OLIPOP」というソーダの缶飲料について、勝手に考察してみます。
OLIPOPブランドについて
カテゴリー:炭酸飲料
特徴:健康×炭酸飲料「A New Kind of Soda」
2-5g sugar. 9g fiber. 16 delicious flavors.価格帯:2~3ドル(12個パックや定期購入も可)
OLIPOP社について
創業年:2018年
創業者:Ben Goodwin & David Lester
販売経路:ECと主要小売店(Walmart、WHOLE FOODS、Target、sam's clubなど)→いわゆるD2C発で小売進出パターン?
売上:年間およそ2億ドル(Source:CNBC)
SNSフォロワー数:instagram 26.4万人、TIKTOK 38.5万人(2024/2/11現在
人気の理由
「炭酸×健康」の価値訴求
ソーダといえば、
ハンバーガーやピザなどジャンキーな食事に合う飲み物=高カロリー
な飲み物のカテゴリーのはず。
ソーダを昨今の健康ブームに合わせて身体に良い材料で作り上げ、独自のポジションを確立しているのは強いなと思います。
女性若年層向けパッケージデザイン
「炭酸飲料を好む」「健康志向」の主なターゲット層は女性若年層。
商品パッケージはもちろん、サイトデザイン、SNSアカウントどれをとっても可愛らしくポップなデザインで統一されています。フレーバー毎にパッケージの全体カラーやイラストも異なり、どれもビビットなカラーやパステルカラー・デザインで構成されているため、違うフレーバーを並べて写真に撮りたくなります。店頭の飲料が並ぶ棚に並べられていても圧倒的に目を惹きました。
フレーバーはもちろんですが、パッケージのカラーで商品を選ぶのも楽しそうです。
細部へのこだわり
「炭酸×健康」という新たなカテゴリーを早々に確立しているだけに、材料と味へのこだわりが感じられます。
創業者のBenは元々自身のダイエット体験から健康的な食への興味があり、OLIPOP創業前から自身がmicrobiomeの研究に携わっていたようです。商品開発に同分野の専門家や研究者も関わっているとの記載があります。
また少し上と被りますが、徹底したブランディングの確立のため、サイト上でのブログ投稿・SNSの定期的な投稿も欠かしていません。
まとめ
ソーダ飲料にしては少々高額なのに、コーラやペプシといった従来のソーダ飲料に匹敵するレベルで知名度・売上を上げているOLIPOP。
細部へのこだわりから感じられる独自ポジションは、今後もさらに強固になっていくことが期待できそうです。
3ワードで表すと
#ソーダ
#健康
#かわいい
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?