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お話し会、リアルでやってみた

いつもはオンラインでやってます

一期一会3人でお話しする「ナナメちゃんお話し会」
先日、はじめて実際に集って、対面形式で行いました。
※開催に至った経緯はまた後日、記事にします(^^)/

会場は廃校の元教室(ワークショップ等でよく使われる市施設。とってもきれい!)

イベント詳細

イベント名:「サイコロトーク」
主旨:「おしゃべりはセルフケア」
   その場限りのつながりで自分のことばで話す
参加人数:12名
参加者年齢:未就学~70代
男女比:3:1
時間:90分間(土曜日の午後)
内容:5人グループに分かれ各テーブルでおしゃべり
  話す順番を決め、ターンがきたらサイコロをふる
  出た目を確認(目ごとに予めお題を用意)
  お題にまつわる話をする(3分間)

お約束

みんなが話しやすい場にするための、ルールがありました。
・質問も時間内ならOK
・腕組み、目をつぶる仕草は控える
・「でも」「しかし」などの否定的なことばは使わない

【重要】感じたこと・気づいたこと☆彡

私自身が感じたことからの考察、参加された方の声を交えて紹介します。

〇初対面でもいろんな話ができる
 ⇒(今回の参加者のみなさんに恵まれたのかもしれませんが…)
 一定のルールの下、お題があれば、おしゃべりは弾むようです^^
〇おしゃべりは気分転換になる
 ⇒いつも話さない人とのおしゃべりだから
〇お互いプロフィールを知らなくても話せる
 ⇒むしろ、知っていく過程の面白さがある
〇相手のことを知らないので、
 相手をたてたり、好きそうな話題を考えなくていい
 ⇒つかれない・ナナメの関係がラクな理由のひとつ
〇ハイテンションな盛りあがりではないけど、話はどんどん展開する
 ⇒場が沸くような盛り上がりを求めないのかもしれない
  対等だから?「話、盛り上げなきゃ」と思わない
主語が私じゃなくても、
 (例えば、最近のニュースや、お友だちについての話でも)
  考え、感じていることなど、話しているその方のことを知れる
〇話さなくても、聞くだけでも刺激がある。
 知るだけでもいいくらい、いい時間・空間だった
〇おしゃべりだけでもイベントとして成立する
 使ったのは、サイコロだけ。あと、チョコレートと飴を少々^^
(話疲れた時のため)

今日でた答え

「社会ってじつはやさしい
昨今、社会の生きづらさを感じている人が多いなか…
普段絡んでいないだけで絡みに行くと優しい、という感想が聞かれました。
つまり、「ナナメの関係はやさしい」
これが裏付けられた時間だったと思います。

また改めて、
同じ時間・空間を共有することはお互いを知ることだと実感しました。
会場に入ってきた瞬間に合わせたお顔と、
会の終わりごろにみるお顔と、いくらか馴染んだ感があります。
90分間分、その方のことを知れたんだなという感覚です。

特に社会を(社会にいる人を)知る過程にある子どもにとって、
リアルな身近な大人を知れる機会でした。
今や、SNSを覗けばいろん人を知れます(知った感覚になります)が、
それは、ほんの一部分です。
子どもなりに、ぼんやりとでもでもいい、全体像を知る機会が大切だと思います。
それが、リアルイベントで得られた良い点の一つでした。
今後子どもたち、特に中高生にもっと来てもらたいと思っています。

そしてこれは、大人にも同様で
ふだん子どもに接しない人にとって
リアルな子どもの姿に触れる機会にもなります。
メディアで知る子ども像は全体の一部分にすぎません。
イメージだけでなく、同じ空間を過ごして、知ること
世代間の分断を埋めるきっかけになるのではないかなと思います。
ここに異世代交流(年齢に括られないナナメの関係)の意義を感じました。

またやりたい!

会場の校舎をでて立ち話をしました。
よかったねいい時間だったあ
視線の先にはいっしょに参加した子どもたち
夕方の気持ちがいい風が吹く中、口々に出てくるのは
ほっとする言葉でした。

「リアルナナメちゃんお話し会」
開催できるよう取り組みを続けたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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