(6)冴えないマネージャーは乃木坂46の最強ボディーガード
1‘
さくら「きゃああ!」
“きゃあああああ!”
“襲撃者だー!!!”
玲香「3・4期生はすぐに奥の部屋に避難!聖来と〇〇さんも一緒に下がって!」
桜井の指示に従い、奥の部屋に退避する。
2‘
ー奥部屋ー
聖来「只野さん、“襲撃者”ってなんですか?」
⚪︎「襲撃者って言うのは、アイドルを狙う人達の総称です」
聖来「どうして、狙われるんですか?」
⚪︎「わかりません、最初に襲撃されたのは10年前のことです」
3‘
聖来「マジでなんなん!」
さくら「ぅっ…」
⚪︎「遠藤さん、大丈夫ですか?見せてください」
さくら「はい」
腕を見せる。
4‘
⚪︎「かすり傷ですね」
遠藤の腕を見た只野はすぐにハンカチを取り出して、
傷口に当てて、その上からネクタイで縛る。
⚪︎「これで大丈夫です」
さくら「あ、ありがとうございます」
5‘
聖来「どないします?」
⚪︎「僕は様子を見てくるので、ここにいてください」
聖来「わかりました」
静かに部屋を出る只野。
6‘
遥香「只野さん、大丈夫ですかね?」
聖来「…わからない」
柚菜「今頃、こけて気絶してるんじゃないですか?w」
奈淤「だねw」
只野をバカにしてる。
7‘
“コンコン”
聖来「しっ!」
みんなを静かにさせる早川。
“ドンドン!!”
8‘
レイ「扉をこじ開けようとしてる!!」
聖来「くっ(心:何人や?1人にならうちが!)」
“バキッ!”
扉の鍵が壊される。
襲撃者「………」
9‘
メンバー達に近づく襲撃者、手にはナイフを持っている。
聖来「そこから動かんといて!」
警棒を取り出す。
襲撃者「そこをどけ…」
歩みを進める襲撃者。
10‘
パラディン「お前はここまでだ」
襲撃者の後ろにマスクドパラディンが立っている。
襲撃者「はっ!」
パラディン「よっと」
ナイフを避けるが少しかする。
11‘
パラディン「はあっ!」
“ドン”
襲撃者「ぐはっ!」
パラディンによって腹部を殴られて気絶する襲撃者。
パラディン「みんな大丈夫か?」
12‘
“大丈夫です!”
“かっこいい!”
聖来「ありがとうございます!」
パラディン「仕事だから気にしなくていい」
部屋から出ていくパラディン。
13‘
聖来「ほんまに何者なん?」
パラディンと入れ違いに桜井が入ってくる。
玲香「大丈夫?!」
美波「はい!パラディンさんが助けてくれました!!」
14‘
玲香「あの人が?」
不思議そうな顔をする桜井。
聖来「どうしたんですか?」
玲香「あの人、今日は来てないはずなのよね」
聖来「え?」
15‘
玲香「…いえ、もしかしたら用事があってきてたのかもしれない」
少し考えた後に訂正する桜井。
⚪︎「はぁはぁ!みなさん大丈夫ですか!」
只野が入ってくる。
16‘
聖来「只野さん!どこにいたんですか!」
⚪︎「そ、それが…襲撃者に殴られて気絶してました」
聖来「はああ?!」
“だっさw”
“本当に使えなw”
17‘
⚪︎「あははは」
聖来「笑い事じゃないですよ!!(心:少しは見直したのに、やっぱりダメや)」
さくら「…(心:〇〇さん)」
玲香「とりあえず他の警護スタッフが来るまで、ここで待機」
18‘
“わかりました!!”
玲香「〇〇さんはこっちにきてください、聖来はここで待ってて」
聖来「了解しました!!」
⚪︎「わかりました」
19‘
〜〜〜〜〜
20‘
玲香「いつも言ってるじゃないですか!無理をしないでって!」
⚪︎「す、すみません」
玲香「怪我は?」
⚪︎「な、ないです」
玲香「それならよかったです」
21‘
⚪︎「心配かけてすみません」
玲香「無事ならいいんです」
⚪︎「とりあえず、警察の方が来るまで待機しましょう」
玲香「はい」
22‘
To be continued
23‘
この作品はフィクションです。
実際の人物や団体とは関係ありません。
またこの作品内の表現や行動はあくまでも、
作品としてなので、実際に行っても、
責任は取りかねますのでご了承ください。
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