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ハイキュー映画感想・出来る喜びを積み重ねたご褒美タイム

劇場版ハイキュー、特典第5弾、37巻コミックスカバーをゲット!

公開から2ヶ月ともなると、上映回数も減るし特典も余裕を持ってお迎えできますね。

いつの間にかIMAXとMX4Dがなくなっててショック。
設備限られてるので、新しい映画が来たらそちらに譲ってしまうのですね(コナンか〜!)
もう一度体験したかったです。

興行収入がもうすぐ100億!
入場者特典に釣られているとはいえ、最終章まで映画化してもらうためにもファンがしっかり観ている姿勢を数字で示せるのは嬉しいです。


さて。
さすがに6試合目(鑑賞が6回目)ともなるとボロ泣きはしないのですが、要所要所で涙ぐみます。
何度観ても感動してしまうからハイキューは胸熱の青春が詰まってますね。

今回観ていて心にすっと響いたのが、3セット目開始前、クロのセリフ。

しんどい時間は越えてきた
ごほうびタイムだ

ハイキュー36巻より引用


幼少期のクロが研磨を連れて初めてバレーの練習に参加した時、レシーブができてものすごく喜んでいました(ジブリの喜び方可愛すぎる)。

その後、スパイク練習をするもなかなか手に当たらず失敗が続きますが、ついにスパイクを成功させます。

研磨が、この日を忘れないんじゃないかと思うくらい今までになく喜ぶクロが印象的なこのシーン。

もしここでクロが、思うようにスパイクが打てなくてバレーがつまらないと思っていたら、ゴミ捨て場の決戦はなかったのだなと、ふと思いました。

この全国の舞台でネットを挟む烏野、音駒両校のみんな、“できない“から始めて、練習しても思うようにいかないこともあって、一つずつ積み重ねていって、この場に立っているのだと。

だからこそのご褒美タイム。

そう考えると、この念願の決戦を観られて本当に良かったと、有り難みをひしひしと感じました。

体育館で、幼少期のクロと研磨の前に現れた猫又監督がまずは成功体験が大切だと、ネットを下げてクロにスパイクの機会を与えていました。

最初こそまずは「できるヨロコビ」じゃないかい
“好きこそ物の上手なれ“〜ってな〜」

ハイキュー36巻より引用


思うように上手くやれない練習の中でも、一つ一つできるようになると嬉しくなるもの。
研磨が言うように、スパイクを打てた快感とできないことができるようになった成功体験があったから、クロはバレーにのめり込んでいったんでしょうね。


私は今、イラストの練習をしています。

昔から漫画やアニメを好きだったのだから、10代からずっと描いていれば上手くなっていたのにと後悔もありますが、今より若い日はやってこないし仕事も年々忙しさが増しているので、余暇時間も今が一番多いと痛感しながら毎日コツコツと練習しています。

描き方を理解して、自分の手で思った通りのものが描けると満足できますが、なかなかコツを掴めないことの方が多く、苦しくて自分の下手さ加減に凹むことが大半です。

そして人間は楽に流れがちな生き物。継続がしんどい時もあります。

仕事を終えて帰宅してひと息ついたら、そのまま休んでだらだらしたくなるもの。
わざわざ自分の不甲斐なさを突きつけられるイラスト練習よりも、テレビを見たり漫画を読んでいる方が楽しいので。

でもハイキューを見ていると、いつから何を始めるにしても途中でやめたら成長がストップしてしまう、チャレンジし続けなくちゃと奮い立たせられます。

今素晴らしいプレーをしている彼らは、自分が下手だと何度も痛感し、できないを何度も経験してできるようになった。
それってすごいことですよね。

今までもしんどいことがあった時、ハイキューに支えられてきました。
まさに人生のバイブルです。
改めて噛み締めました。


さて、残り2回の入場者特典が何になるのか楽しみです。

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