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動けなくなったら、「自分が好きな自分」を想像する


ここのところ、転職活動をしている。そして、活動は順調に進んでいるとは言い難い。Githubを見せるやいなや、お話にならない、と呆れた顔をされたり、転職エージェントに私の作品について質問してしまったら、断れず面接をすることにした、と言っていた人もいた。


ライターとして働きながら面接に出かけていて、特に多忙というわけではなかったのだが、面接を受けていくうちに、徐々にメンタルが消耗していくのを感じていた。面接で落ちる度に「今のこのままの自分」でいてはいけないのだと、何となく思わされてしまい、落ち込む回数が増えた。


このまま消耗するばかりの転職活動を継続するのは良くないと思い、今は活動のペースを落としている。週に2〜3回受けていた面接を、週に0〜1回に切り替えた。しっかりとしたポートフォリオを作りながら継続すれば、転職活動はいつか終わるものだと、どこかで理解していた。数を減らしても、継続できる方法を選べばいい。


そして、転職活動をしている間、ライターの仕事はびっくりするくらい滞った。書く時間はあったのに思うように進まず、集中力が欠かれていたのが自分でも分かる。次の面接のことを考えて集中できず、面接に落ちては落ち込み、集中できなかった。


書くことが困難になっていた時期から徐々に脱したのは、集中できず悶々としていた自分に、こう問いかけるようになったからだ。「書く自分と書かない自分、どちらが好き?」こう問いかけると、自然と徐々に手が動き、書けるようになった。


「自分が好きな自分」がどのように一日を過ごすのか。動けなくなった時は自分に問いかけて確認し、できる範囲で動き出すようにしている。本当に辛い時は休んだ方がいいけれど、おそらく私はそうではない。なので、自分が動き出せるきっかけを、自分に問いを立てることで与えるようになった。


「自分が好きな自分」の姿をこまめに確認し、少しずつ、私はまた稼働できるようになっている。少しでも「自分が好きな自分」で在るために。



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