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nanaはグッズもユーザーと一緒に作る!100人のスポンサーを集めてトートバックを作りました

好きなバンドのTシャツやスポーツチームのユニフォーム、推しのアイドルのタオル。少し値段が張っても、「思い出だから...」と、つい手が伸びてしまいます。

身につけているだけで気分が上がりますし、同じグッズを持っている人に会うと、つい話しかけてくなりますよね。

そんな体験を「nana」ユーザーにも届けたい...!という想いを込め、nana musicではオリジナルグッズの企画に取り組んできました!

昨年末に始まった第一弾企画では、100人のスポンサーが集まったら生産、販売をする“クラウドファンディング方式”でトートバッグを製作

募集をしたところ、なんとほぼ1日で目標人数の100人を突破しました...!

この企画を率いたのは、昨年秋に入社したばかりのコミュニティマネージャー平岩と、マーケティングユニット長兼「nanaるday」プロデューサー「nana」の小泉です!

グッズづくりに奔走する2ヶ月を経て、無事にトートバッグの発送を終えた2人。クラウドファンディング方式でグッズをつくった理由や、製作のなかで工夫したことについて、じっくり振り返ってもらいました!

(左から:平岩と小泉。ひと段落して晴れやかな表情です)

ユーザー同士のおしゃべりのきっかけになるグッズを

——まずはオリジナルグッズをつくった目的について説明をお願いします!

小泉:nanaるday」(ユーザーがリアルの場に集い、歌を楽しむイベント)のプロデュースと運営を担当するなかで、もっとユーザー同士の会話のきっかけをつくりたいと思ったんです。

僕自身、とあるサッカーチームのサポーターをしていて、チームのユニフォームを着て試合に行くことがあります。スタジアムで同じユニフォームの人を見つけた際、「仲間だ!」と話しかけるハードルがグッと下がるんですよね。

——すでにnana musicのロゴをあしらったTシャツやタオルはありますよね?どうしてあえて新しいグッズを?

小泉:せっかくなら、「nanaるday」以外でも、「nana」ユーザーが日頃から身につけたくなるグッズをつくりたかったんです。街中でたまたま「あれ?あの人もユーザー?」みたいな出会いがあるといいなって。

——ロゴが目立つ位置に入っていると照れる人もいそうですもんね。最初からトートバッグにしようと決まっていたんですか?

平岩:いえ、タンブラーやランチバッグ、タオルなど、色んなグッズのサンプルを取り寄せました!色々話すなかで、「nana」ユーザーには楽譜や機材を運ぶ人も多いので、大きめのトートバッグなら日頃から使ってもらえそうだなと意見がまとまっていきました。

色もいくつか異なる種類があったのですが、「nanaるday」に集まっているユーザーを思い浮かべ、年齢や性別問わず似合うアイボリーを選びました。

(ランチバッグやタンブラー、少し小さめのトートバッグなど、複数検討したそうです)

100人のスポンサーと一緒にトートバッグを“共創”する

——トートバッグを普通につくるのではなく、100人のスポンサーが集まったら生産を開始するクラウドファンディング方式を採ったのは、どうしてだったんですか?

小泉:せっかくグッズをつくるなら、ユーザーと一緒に盛り上げたい、楽しみたいという気持ちがあったんです。そのためにも、ユーザーが本当に「欲しい!」と思ってくれるかを確かめたいと思っていました。もちろんTwitterで「欲しいですか?」とアンケートを集めてもよかったのですが、それだと面白くないよねって平岩さんとも話していて。

平岩:以前の「nana box」でのインタビューでも話した通り、「主催者と参加者の壁」がないことが「nana」の魅力だと思っています。グッズづくりにおいても作る側と買う側の垣根をなくしたかった。トートバッグに付いてくる特典のスポンサーステッカーにもそんな想いを込めています。

小泉:あとは単純に在庫リスクを抑えつつ、グッズを定期的にリリースし続けるための挑戦でもありました。やり方を間違えると、事業としての身軽さが失われてしまう可能性もあります。

そもそも大量の在庫を仕入れるほどの余裕はないですし(苦笑)。でもグッズはどうしてもやりたい…!そこで、クラウドファンディングから着想を得た仕組みでグッズをつくることにしたんです。

——ライブの出演者が楽屋を出入りするための目印につけるステージパスみたいでかっこいい...!これはトートバッグを買うともらえるんですよね。

平岩:はい!トートバッグを買うと、スポンサーステッカーが2枚ついてきます。1枚はそのまま購入者の元へ、もう1枚はオフィスの多目的室(通称、音楽室)に名前を書いて貼っていきます。買ってくれた人が「わたしもnana musicの一員なんだ」と、同じバンドのメンバーのような気持ちになってもらえたら嬉しいですね。

(壁に貼ったスポンサーステッカー)

ユーザー同士のツイートから生まれたデザイン案

——トートバッグのデザインを決めるときもTwitterで投票してもらってましたよね。これも「ユーザーと一緒につくりたい」という想いからですか?

小泉:そうですね。社内のデザイナーにA、B、Cの3案をつくってもらい、投票を呼びかけました。そしたら、ユーザーがBとCを組み合わせ、D案を提案してくれたんです...!

——ユーザーから新たな案が挙がってきたんですね...!

小泉:そうなんです。他のユーザーからも「D案が良いです」ってリプライが集まって。D案なんてもともとなかったんですよ(笑)。嬉しい誤算でした。

その後、別のユーザーが再度アンケートをつくってくれて、結局D案がもっとも人気でした。社内でも「確かにD案がしっくり来るね」という話になって、最終のデザインが決定しました。ユーザーとのコミュニケーションから新たなアイディアを創造する。“共創”を掲げる「nana」らしい出来事ですよね。

——当初の狙い通り、グッズを介してユーザー同士のコミュニケーションが生まれているのも、嬉しいですね!

平岩:そうなんですよ。今も、トートバッグを受け取ったユーザーが、素敵な写真を撮ってツイートしてくれています。その写真に対して別のユーザーがリアクションをしていることもある。これから「nanaるday」など、オフラインの場で、トートバッグを持ったユーザー同士が話している様子を見かけるのが楽しみですね...!

ブレないnanaの世界観をグッズで表現していきたい

——これからももグッズは継続的につくっていく予定なんですか?

平岩:はい、トートバッグ以外にも色々試していきます!グッズづくりは、コミュニケーションのきっかけになるだけでなく、アプリ以外のマネタイズ方法の一つとしても、意義ある取り組みだと思っています。

今回、「nana」のコンセプトである“共創”を、トートバッグを製作するプロセスでも、少なからず表現できて、ユーザーに喜んでもらえました。引き続き、オンラインでもオフラインでも変わらない、「nana」ならではの体験を届けていきたいですね。

平岩:これから暖かくなってきますし、夏はフェスに出かけるユーザーも多いはずなので、タオルはつくりたいなと思っています。

小泉:僕は音響メーカー出身なので、マイクやスピーカーなど、本格的な音楽機材もつくってみたいですね。ほかにも、以前、飴屋さんとコラボしてオリジナルの飴「utadama-歌玉-」をつくったときのように、他の企業とコラボレーションしていきたい。

——いいですね!具体的にコラボしたい企業ってありますか?

小泉:食品会社です。僕、ずっとシーチキン缶をつくりたくて。

平岩:(笑)

——え?シーチキンですか?

小泉:歌う前にシーチキンを食べると、シーチキンの油のおかげで声がよく出るんですよ。最近はノンオイルやオイルカットのものが増えているので、油が多めの商品をつくりたい。もう名前とイメージはあるんですよ。エイプリルフールネタで限定1缶とかでいいです。これを機に、社内のみんなにも考えてみてほしいですね(笑)

——予想外のアイディアでした...!ぜひ今年のエイプリルフールネタとして検討しましょう!お二人とも本日はありがとうございました!

これからも、nana musicではコミュニティが盛り上がるきっかけとなるグッズ(シーチキン缶を含む...?)を展開していきます。トートバッグいいかも...?と思った人がいたら、ぜひサイトを覗いてみてくださいね!




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