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新学期の始まり

こんにちは。

発達障害のある小学生の息子とイヤイヤ期真っ盛りの娘

年下旦那と猫と暮らすアラフォー嫁です。

先日、久々にマフィンを焼きました。朝ごはん用。チョコチップマフィンです。

バターの焼ける匂いと、外カリカリ中ふんわりのマフィンが少し前から恋しくて

休日の朝に焼いたのですが

しばらくしたら家の中に広がるバターの香りに胸焼けした感が否めなかった、悲し四十路でした。

美味しかったのでオールオッケーです。


とにかく荒れた2年生の春


新学期が始まりましたね。

年度末から新年度にかけてのこの時期

忘れもしない、変化に弱い息子がとにかく荒れに荒れた1年前…2年生の春。

以前、勉強会で聞いてた

「小学校1年生はね、初めてのことばかりでとにかく親も子も落ち着かないけれど

1年経てば同じルーティンを繰り返していくだけだから

1年頑張れば楽になるよ!」という

ドクターの言葉を胸に迎えた新学年

交流学級のクラス替えでクラスの面子も入れ替わり、北国特有の5月の運動会とその練習

担任の変更や後輩の加入なども重なって

変化に弱い息子はもう荒れ放題

1年生の終わり頃はかなり好調だったので

2年生が楽しみだった母の方も、予定外の荒れっぷりに動揺を隠せず

結果、息子の不安定さを増長させてしまったのでした。

この年の1学期は荒れたままでフィニッシュしたのも、今となっては良い経験です。


経験を糧に、いざ3年生


そして今年度が始まりました。

またしても交流学級(普通クラス)のクラス替えで先生も生徒も入れ替わり

支援級の担任も変わりました。

でも今年度は1年前とは違います。

一度経験したつまづきは、大きな糧になり

「またこんな風になるかも」の予想を親が立てていける分、子供にある程度の見通しを与えることが出来ます。

うちの子に限らず、やはり新年度、新生活で荒れる子は多いとのこと

ディのお友達の話を聞いてもみんなソワソワしてる様子でした。

定型、否定形にかかわらず

この時期はそわそわ落ち着かないですよね。


特に今年は年号が変わるやら何やらと

全国的な変化まであって、周りも何やら気忙しいです。


迎えた新学年、学校生活に悩む


そんなこんなで迎えた新学年。

支援級が高学年と低学年で分かれている息子の学校では3年生の息子はクラス最高学年です。

新1年生はなんと5人!そのうち大半が女の子

これまた大きな変化を生みそうな中

新学期から数日経った今、息子氏は落ち着いて過ごせているらしいとの事でした。

3年生から新しく、理科と社会、外国語の授業が始まります。

事前に先生と相談して

交流学級は本人が楽しめる範囲で無理のない程度に、と決めています。

ただ、ね

少しだけ、少しだけ胸にわだかまりがある母なのでした。


支援級か普通級か


息子氏が新入学に当たって、支援級にしたのは

不安を人一倍抱えやすい息子が、少しでも楽しい気持ちで学校に行って欲しい

と思ったからです。

初めての環境で、なんなら登校拒否することも考えられた入学前でしたから

その最悪の事態を避けるためにも支援級を選んだことは、今も間違ってなかったと思っています。

ただ一つ、言えること、私が思う事は

一度支援級に入ったら、そう簡単には普通級には戻れないなという事でした。

そもそも授業のカリキュラムが違うし進み方も遅く

普通級の授業を受けようと思っても

よほど自宅学習に念を入れてない限りは難しいと感じました。

少しずつ、開いていく普通級との差…

可能なら、普通級で過ごせるようになって欲しい

というのは母のエゴかもしれません。

でも、どうしても欲が出てしまう…

息子が楽しく過ごせることが第一だけど

もっと普通級で過ごせないものか?

今はまだ取り戻せるかもしれない、なんて淡く抱く“普通級との差”に

今ならまだ間に合う?そんな思いが、どことなく母の胸をざわつかせるのでした。


凸凹児が生きていくための下準備


この問題、実はこの年度末から新年度にかけて

頭の片隅でずうっとくすぶってる母の葛藤です。


今のまま支援級で小学校を卒業し

同じく支援級の中学、高校へと進学していくのかどうなのか…


決められたカリキュラムをこなし、意味もわからない“普通”に括られることを望み

一般的と言われる流れに乗ることが、決して幸せでもないのは良くよくわかっていても

“普通じゃない”事への周りからの疎外感は私自身も感じたこともある黒い記憶で

子供にそんな思いはさせたくないけど、でも…と

もどかしく感じてる自分にイライラします。


学校で教わる掛け算や割り算、漢字の数々よりも

いつか成長した時に、一人でも生きていく術を持てることの方が、何倍も大事で

今の私に出来ることは

極論、親が死んだ後に安心してこの子達が暮らしていけること、そのための準備だ、と

少しずつ考えをシフトしているところです。


まもなく教育改革が始まりますね。

プログラミング教育をはじめとした新たな取り組みを視野に入れ

この子たちの行く先を誰より早く見てあげなければと、切に思います。


今日の余談〜

少し前に遡って、春休みも終わりを迎える最後の平日

息子と2人でパン屋さんランチを楽しみました。


美味しかった!

息子と対話することが何よりの平穏につながる気がする今日この頃です。

しかし、こうして母とデートしてくれるのもあと何年でしょうかね〜苦笑



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