ナナロク社

出版社ナナロク社です。書籍やイベントのお知らせ、読み物をお届けします。でも、しばらくは…

ナナロク社

出版社ナナロク社です。書籍やイベントのお知らせ、読み物をお届けします。でも、しばらくは会社からのお知らせもこちらで。noteっぽくない使い方ですみません。

最近の記事

「第3回 あたらしい歌集選考会」選考結果発表

「第3回 あたらしい歌集選考会」のご報告をいたします。 事前登録をしてくださったみなさま、作品をご応募いただいたみなさまに、深く感謝を申し上げます。 「あたらしい歌集選考会」は、ナナロク社から第一歌集を刊行いただく歌人を選考する会を、公開応募として開催したものです。応募の詳細はこちらをご覧ください。第3回「ナナロク社 あたらしい歌集選考会」のお知らせ|ナナロク社|note なお、第3回の応募総数は325作品です。 1:選考結果発表本日は、応募概要に記した予定どおり選考結果

    • 岡本真帆 第2歌集『あかるい花束』

      8刷累計2万部を突破した『水上バス浅草行き』から2年、 待望の第2歌集を刊行いたします。 2拠点生活の中で詠まれた歌266首と、 装丁の鈴木千佳子さんによる花の絵を束ねました。 【著者より】 歌集を出したあと、私は東京と高知での生活をはじめた。 二つの場所を行き来する中で、考えたことや思い出したことが、短歌になりました。 岡本真帆 【収録歌より7首】 わたしもう、夏の合図を待っている 冬至の長い夜からずっと ただしくよりたのしく歩く 光ってる水が見たくて すこし小走り 本

      • 伊藤紺 第3歌集『気がする朝』

        『肌に流れる透明な気持ち』、『満ちる腕』につづく、歌人の伊藤紺さんの3冊目の歌集ができました。 【著者より】 12月、ナナロク社より 3冊目の歌集『気がする朝』を刊行します。 掲載歌は102首。 その半分以上がまだどこにも出ていないあたらしい歌です。 2023年はわたしにとって、 もっとも短歌と向き合う年になりました。 歌のひとつひとつに今までなかった発光を感じ、 これが、自分の光なんだと気付きました。 この本を書けたこと、一生誇りに思う。 わたしの最高傑作です。

        • 東直子 詩集『朝、空が見えます』

          歌人・東直子さんの初めての「詩集」は、1日1行、365日の朝の空を綴った詩に、横山雄さんの線画が彩る一冊です。 「いつものように朝は来る。空が見える。共有できる。そのことのかけがえのなさを、忘れないようにしたいと思うのです。」東直子 【本書について】 2017年1月1日から12月31日まで、Twitter(現在はX)に毎朝、「おはようございます」から始まる一文を投稿し、その日の空の様子を言葉で伝えていました。この本はそれを纏めたものですが、1月1日以外の「おはようございま

        「第3回 あたらしい歌集選考会」選考結果発表

          岡﨑乾二郎『頭のうえを何かが Ones Passed Over Head』

          「ストローク(脳梗塞)は僕にとって恩寵でした。そして深い教えでした。」 造形作家、批評家の岡﨑乾二郎さんは2021年10月に脳梗塞で倒れました。 本書では、その1ヵ月後に麻痺した右手で描いた40作以上の絵と「リハビリ記」(2万7千字)が収録されています。カラー部分だけでも約100頁ある画集であり、示唆に溢れた手記でもあります。 【本書より】 2021年10月30日土曜日の23時でした。知り合いにPCでメッセージを送りはじめたときに指がもつれはじめ、腕から力が抜け、右手も右

          岡﨑乾二郎『頭のうえを何かが Ones Passed Over Head』

          対詩 谷川俊太郎×木下龍也『これより先には入れません』

          谷川俊太郎と木下龍也の書き下ろしの共著を、出版社名が入らない「同人誌」として制作しました。そのため、一般の書籍より、流通が少なくご迷惑をおかけいたします。来年、あらためて、ナナロク社版での販売を検討しております。 さて、本書について。 詩人ふたりが数行の短い詩を交互に書きつぎ、ひとつの作品をつくる詩の形式「対詩」。本書では、詩と短歌による延べ40回にわたるやりとりをおさめました。巻末では、木下さんによる「ひとり感想戦」を収録。その時々の感情まで知ることができます。 ◎書籍概

          対詩 谷川俊太郎×木下龍也『これより先には入れません』

          青松輝 第一歌集『4』8月刊行(取扱店ほぼ一覧)

          ◎第3刷、出来しました!品切れとなるお店もあり、ご迷惑をおかけいたしました。お近くの書店で本書をご注文される場合、お店の方にお伝えする情報を下にまとめました。 【書店で注文をされる際は、以下の情報をお見せください】 ====== 書 籍:『4』(よん) 著 者:青松 輝(あおまつ・あきら) 価 格:1,870円(税込) 発売中:2023年8月刊行 3刷 ISBN:978-4-86732-022-8 C0092 刊 行:ナナロク社 ※地方小出版流通センター取扱 電話 03

          青松輝 第一歌集『4』8月刊行(取扱店ほぼ一覧)

          第3回「ナナロク社 あたらしい歌集選考会」のお知らせ

          木下龍也選:1名 岡野大嗣選:1名 登録締切:2023年12月5日 応募締切:2023年12月12日(消印有効) 結果発表:2024年3月下旬予定 ナナロク社から刊行する歌集のための選考会です。 2020年の第1回の開催から、以下の3つを軸に据えています。 1、これまでに歌集を刊行していない歌人を対象とすること。 2、1名の歌人が1作品を選ぶ、偏りのある選考をすること。 3、応募条件・刊行条件を明確にして、才能を広く募ること。 選考を担う歌人を「選考者」、選ばれる作品を

          第3回「ナナロク社 あたらしい歌集選考会」のお知らせ

          『踊れ始祖鳥』6月下旬刊行

          小社主催の短歌作品公募企画「第2回 ナナロク社 あたらしい歌集選考会」より、歌人の木下龍也さんが選出した、くろだたけしさんの第1歌集を刊行いたしました。 第2回の選考結果発表はこちらの記事をご覧ください。 ◎書籍概要 『踊れ始祖鳥』 著者:くろだたけし 画 :和田ラヂヲ 装丁:名久井直子 仕様:B6変形 並製 136頁 定価:1870円(税込) ISBN:978-4-86732-020-4 C0092 発売:2023年6月下旬 ◎プロフィール くろだたけし 1965

          『踊れ始祖鳥』6月下旬刊行

          『幸せな日々』6月下旬刊行

          小社主催の短歌作品公募企画「第2回 ナナロク社 あたらしい歌集選考会」より、歌人の岡野大嗣さんが選出した、多賀盛剛さんの第1歌集を刊行いたしました。 第2回の選考結果発表はこちらの記事をご覧ください。 https://note.com/nanarokusha/n/n168f00a3e18a ◎書籍概要 『幸せな日々』 著者名:多賀盛剛 装丁:鈴木千佳子 仕様:A5変形 上製 136頁 定価:1980円(税込) ISBN:978-4-86732-021-1 C0092 発

          『幸せな日々』6月下旬刊行

          『野球短歌 さっきまでセ界が全滅したことを私はぜんぜん知らなかった』

          2022年の阪神戦を軸に、野球を愛する苦しさと幸せを短歌に詠み続けた、全313首を収録。巻末には、いち早くこの連作を見出した詩人の斉藤倫さんによる寄稿「セ界は世界に先立って」を収録しました。 ◎書籍概要『野球短歌 さっきまでセ界が全滅したことを私はぜんぜん知らなかった』 著者:池松 舞(いけまつ・まい) 寄稿:斉藤倫(さいとう・りん) 仕様:B6変形 並製 180頁 装丁:名久井直子 予価:1760円(1600円+税) ISBN:978-4-86732-019-8 C009

          『野球短歌 さっきまでセ界が全滅したことを私はぜんぜん知らなかった』

          歌集副読本『老人ホームで死ぬほどモテたい』と『水上バス浅草行き』を読む 2月下旬刊行

          「歌集副読本」とは歌集を味わい尽くすための助けとなる読みものです。 2つの出版社(ナナロク社と書肆侃侃房)の2022年の話題の歌集2冊の著者が、互いの歌集の魅力について、愛情こめて書き合いました。 ◎書籍概要歌集副読本『老人ホームで死ぬほどモテたい』と『水上バス浅草行き』を読む 著者:上坂あゆ美、岡本真帆 (うえさかあゆみ、おかもとまほ) 仕様:B6変形、並製、160頁 装丁:寄藤文平 定価:1,320円(税込) 刊行:ナナロク社 ISBN:978-4-86732-018-

          歌集副読本『老人ホームで死ぬほどモテたい』と『水上バス浅草行き』を読む 2月下旬刊行

          アルバイトスタッフを募集します

          ナナロク社ではアルバイトスタッフを募集しています。 【応募について】と【会社について】以下に記しました。 【応募について】* 募集人数 * 1名 * 応募条件 * ・年齢、経験、またほか仕事での兼業も小社側では問いません。 ・一般的なPC業務(エクセルなど入力作業程度)のできる方を希望します。 * 待遇 * 時給 1200円(交通費全額支給) 3カ月の試用期間あり。試用期間中も時給は同じです。 * 仕事の概要 * 書籍の受注確認と梱包と発送が業務の中心です。その他、書

          アルバイトスタッフを募集します

          野村日魚子 第1歌集 10月下旬刊行

          ◎書籍概要歌集『百年後 嵐のように恋がしたいとあなたは言い 実際嵐になった すべてがこわれわたしたちはそれを見た』 著者:野村日魚子 定価:1,870円(税込) 判型:B6変形 仮フランス装 184頁 装丁・画:鈴木千佳子 ISBN:978-4-86732-015-0 C0092 ◎プロフィール野村日魚子 のむら・かなこ 一九九三年生まれ。二〇一六年、短歌をはじめる。本書が第一歌集です。 ◎「刊行時期」「全国のお取り扱い店」いつから、どのお店で手に入るのかを以下に記しまし

          野村日魚子 第1歌集 10月下旬刊行

          木下龍也 第3歌集『オールアラウンドユー』10月刊行

          第2歌集から6年、待望の第3歌集が刊行されます。既発表と書き下ろしから厳選した123首を収録しました。一首一首が、一輪挿しの花のように美しい一冊です。 ◎書籍概要 歌集『オールアラウンドユー』 著者:木下龍也 定価:1,980円(税込) 判型:四六変形 布張り 144頁 栞 :谷川俊太郎との対談抄録 装丁:名久井直子 ISBN:978-4-86732-016-7 C0092 ◎収録歌より10首 詩の神に所在を問えばねむそうに答えるAll around you 昔より優しく

          木下龍也 第3歌集『オールアラウンドユー』10月刊行

          西崎憲短篇集『本の幽霊』9月下旬刊行

          電子書籍で生まれた1篇が、奇妙で美しい「本」に生まれ変わりました。 「ふゆのほん」(電子書籍/惑星と口笛ブックス)に本にまつわる書き下し5篇を加えた短篇集。大島依提亜氏による造本もご注目ください。 『本の幽霊』 著者:西崎憲 装丁:大島依提亜 装画作品:桃山鈴子 仕様:B6変形 上製 122頁 定価:1,500円+税 ISBN:978-4-86732-014-3 【収録作】 本の幽霊 あかるい冬の窓 ふゆのほん 砂嘴の上の図書館 縦むすびのほどきかた 三田さん (全6篇)

          西崎憲短篇集『本の幽霊』9月下旬刊行