<こぼれ>蚤の市へいこう

どうもこちらななっしゅです。
先月あたりからちょっと気になる事がありまして
蚤の市やら骨董市やらを巡りまくっていました。

主に大阪と京都を目まぐるしくうおーさおーしておりました。
今回はその大まかなまとめとかです。

そもそも蚤の市とはなんぞやという方に説明しますと
一般の方や個人経営者などが神社や広場などでまとまって出店する一種の祭りのようなお買い物イベントです。たぶん。

足を運んだイベント

大阪
生國魂神社 いくたまさん骨董市
枚方 枚方宿くらわんか五六市
神津神社 十三市
四天王寺 四天会蚤の市
四天王寺 骨董市 大師会/太子会

京都
東寺 ガラクタ市
平安神宮 平安蚤の市
知恩寺 百万遍さんの手づくり市
北野天満宮 天神市(年末のため終天神とも呼ぶ)

の計8か所に行ってきました。
電車だったり車だったりバイクだったり。
んもうくたくた。
覚えている限りの詳細を書いておきます。
お写真は撮り忘れが多かったので割愛!

まずは大阪から

生國魂神社 いくたまさん骨董市

こちら毎月8日に開かれるとの情報で向かったのですが、
開催されておらず無駄足となりました。
神社の広さ的に最大出店数は50に満たないかと思われます。
開催をやめたのか、このご時世に合わせて見送っているかのどちらかでしょう。
公式からのアナウンスがあるまでは動きはないと思われます。

枚方宿くらわんか五六市

枚方の一定のエリアで開催されている市ですね。
開催中は対象エリアが歩行者天国になるので安心して周ることができます。
感染予防も他より厳しめです。
出店数は100以上200未満くらいでしょうか、
長めの一般道に出店場所が点在しているので多い印象です。

出店内容は
食品(生鮮・加工問わず)、ハンドメイド物、アクセサリー(指輪ピアスネックレス他)、鞄、木工、革、手ぬぐいなどの布
など多様でした。
全体的に中古品はほとんど扱っていません。
半数以上はアクセサリーなどの小物でした。
特にハンドメイドが多い印象です。
飲食品を扱っているところもかなり多く、
この2ジャンルが大半でした。
バザールと言った方が近いかもしれません。

町のお祭り感が強く、おそらく地元の方達で盛り上がるイベントでしょう。
老若男女問わずたくさん集まっていました。
地元ヒーローのショーも開催しており、盛況でした。
かなり微笑ましい景色でした。

神津神社 十三市

こちらは阪急十三駅のすぐ近くで開催される市です。
私が向かった時は開始時間から2時間ほどでしたが、
5店ほどしか出店していませんでした。
これには正直、肩を落としました。
神社の広さからしても最大出店数は20前後でしょう。
地元の人が近くを通りかかるついでに行くくらいですね。
骨董や小物中心ですが、めちゃくちゃ小規模です。
他に用がなければ行かなくていいと思います。

四天王寺 四天会蚤の市

こちら四天王寺で開催される蚤の市で、
毎月21.22日に開催されるものとは別です。
どうやらここ数年前に始まった市のようです。
情報では西洋アンティークなども多いとのことでしたが、
特にそんなことはありませんでした。
規模も大師会太子会と比べると5分の1程度で出店数は100前後くらいでしょうか。
広さに対して少なめでした。
出店内容も大師会/太子会と大体被っているので
大師会または太子会(毎月21.22日)に行くことを強く勧めます。

四天王寺 骨董市 大師会/太子会

こちら四天王寺で開催される関西最大級の蚤の市です。
ここに行っておけば、とりあえず蚤の市がどんなものか分かります。
毎月21日・22日に開催されており、大変盛況です。
出店数は圧巻の300超。
じっくり見て周ると一周するのに2時間くらいかかります。
出店内容は骨董品を中心に多くの古物が見られます。
陶器、巻物、古書、木箱、レトロ玩具、レコード、絵画、木彫り、アクセサリーなどなど。
変わったものだと井戸の滑車や日本刀もありました。
他には
食品、屋台(軽食)、和菓子、木工、衣服、アクセサリー
、ガラス食器、着物などなど。
店の種類も多いですが大半は古めかしい古物です。
バザールをイメージしている人には少し合わないかもしれません。
出店者はだいたい毎月定位置で出店しているみたいなので
一度行けばまあ一年は行かなくていいかなと思いました。

個人的に大阪は四天王寺だけで十分満足でした。
料理好きな方には食材・調味料の多い枚方をオススメします。

お次は京都。

東寺 ガラクタ市

ガラクタ市の名を冠するだけあって、雑多な店が多いです。
それだけ他よりお宝率は高いかと思われます。
闇市感が一番強かったイベントです。
出店数は200前後くらいでしょうか、ここも規模が大きめです。
出店内容は他のイベントと同じく多種多様です。
飲食は一店だけだったと思います。

東寺では別日に弘法市というイベントも開催されていて、そちらの方が大規模なようなのですがまだ行けていません。

平安神宮 平安蚤の市

平安神宮の岡崎公園前にて開催されます。
出店数は200以上はあるでしょうか、かなり多いです。
雑貨と骨董がメインで、かつ諸外国のアンティークヴィンテージが他のイベントより多めです。
ただ、外国雑貨については偏りが大きいイメージですね。
燭台とか謎の置物とか鏡とか木彫りとかどこかの部族のアクセとか聖書みたいな厳かな本とか、家に置くには大きく浮いてしまう物が多いです。
出店者も客も女性が多かったです。
商品も華やかな女性受けするものが多いかなという印象です。

知恩寺 百万遍さんの手づくり市

おそらく関西最大規模の手作り市で、平日開催の場合でもかなり賑わっています。
ちなみに周辺の駐車場はほとんど全滅です。

木・布・革・金属製品、陶器など質の高い手作りが多数アリ。
本格的な工房が多数出店しています。
職人技が光っている品々が多いです。
コーヒー屋や、生鮮・加工食品、飲食物もあり、中には行列ができている店も。
手作り市を見たい方はここに行けばかなり満足できるはずです。

北野天満宮 天神市

私が行ったのは終天神(しまいてんじん)と呼ばれる年末の一番賑わう回でした。
出店数は300弱くらい。
境内に至る道に屋台が多く出ています。
外周も歩行者天国になっており、大量の出店が建ち並んでいます。
屋台が一番多いイベントでした。
夏祭りかと思うくらい出ていました。
敷地もそこそこ大きいのでぶらぶら食べ歩きしたい方なら行ってみてもいいかもしれません。
朝早くから始まり、9時くらいにはほとんどの店が開いています。


京都は全体的に幅広いジャンルを抑えている感じがあります。
バザール寄りか骨董市寄りか祭り寄りか、
自分が求めている物が多く集う市に足を運べば結構満足できるでしょう。

工房は大抵、名刺やフライヤーやチラシなどを用意しているので聞いてみるとほとんどの店でもらえます。
店を経営している方で気になる食器や雑貨を見つけた場合、その場で購入するだけでなく後から連絡して注文できちゃったりします。
店の方と直接談笑しやすいのも蚤の市の魅力の一つです。

自分にとっての宝を見つけるのは結構難しいです。
蚤の市では値段はあってないようなものなので、頼りは自分の物差しのみです。
欲しい品が向こうの店では状態が良くて半額なんてザラにあります。
店主との会話からどれくらいの値段を付けたいか察し、ギリギリを見極めて値切る。
そんな楽しみ方もアリアリです。

ちなみに円滑に値切るコツは
商品の特徴を列挙しまくって質問しまくって褒め倒しましょう。
複数個の購入を提案すると大抵安くしてくれます。
値段が高い場合はしっかりと高いと感じていることを伝えることが大事です。
もう少し安く、もう一声、など言ってみて店主の反応を探る事も大事です。
もうちょっとで買いますよ感も出します。
しつこい値切りをしておきながら撤退してしまうと冷やかしになってしまうので、よほど高くないならちゃんと購入するのも大事です。
何より双方笑顔で終わる事が一番ですので。

私の好みはインダストリアル系、アメリカンアンティーク系、ジャンキー系なのでこれらをメインに扱うような店は1店舗しか見当たりませんでした。
目的は調査だったのでとくに期待はしていませんでしたが、光るモノをちらほら見つけることができました。
あと、予想以上に和モノが多かったです。

今回は定期開催のものでしたが、
年に1度または数回しかないイベントや不定期開催のイベントもまだまだあるので
そちらも行ってみたいですね。
このご時世で中止・延期や日程の調整が多いので見逃してしまいそうです。
もし行くとしたらこまめに最新情報をチェックしておきましょう。