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足元を温めて寒さを乗り切る!

1年の中で一番寒いと言われる「大寒」が目前に。
足元を温めてこの寒さを乗り切りましょう!!


暖かさをつくるのは「空気」

空気には熱が伝わりにくい性質があるので、空気を多く含む靴下や衣類は保温性が高くなります。
身体を温めるには、まず「空気」を意識します。

空気を多く含む素材

空気を多く含む素材として代表的なのは「ウール」。ウールは繊維に縮れがあるので、たくさんの空気を含みます。暖かくしたいときは、コットンよりも断然ウールが優秀。寒い日は、ウールの入っているものを選ぶようにしてみてくださいね。
また、ウールの中でも、メリノウールは繊維が細くてさらに暖かい。防寒が必要な屋外での作業やスキーやキャンプなどのアウトドアには、メリノウールの効果は絶大です。一つ持っておくと安心かもしれません。

ウールの靴下(メリノウールアウトドアソックス)

空気を多く含む編み方

靴下で空気を多く含む編み方といえば、「パイル編み」。内側がループ状になっていて、ループの中にたくさんの空気を含みます。だから、パイルの靴下は暖かい。
ただ、ざっくりとしたフォルムになるので、靴を履く際には、窮屈にならないよう注意が必要です。血行が悪くなって「しもやけ」にならないよう、靴を履く時間が長い方は、靴下と靴とのバランスを考えてくださいね。

パイル編みの靴下(足首ウォーマー付きソックス)

重ねばきで空気の層をつくる

パイルなど厚みのある靴下が履けないときは、「重ねばき」で空気の層をつくり温める方法があります。重ねばきには、内側の靴下に綿など吸水性の高い素材を選ばないことが大切。汗で水分が増えて余計に冷えを招いてしまいます。内側の靴下には、シルクやウールなど、ムレにくい素材を選ぶようにしてくださいね。
また、靴下の重ねばきの際には、足元が窮屈にならないよう気をつけることも大切です。分厚い靴下との重ねばきは、足の血流を阻害して余計に冷えを招いてしまいます。靴下を履いて、足の指がしっかり動くかが目安です。

重ねばき用ソックス(アロエインナーソックス)

効率的に温める

足首は、皮膚が薄く、太い血管が通っているので、冷えを感じやすい部分です。つま先が冷たいと感じるときも、実は足首が冷えて血流が悪くなっていることが考えられます。効率よく温めるために、まずはレッグウォーマーや足首ウォーマーなどで足首を温めてみてください。

レッグウォーマー(アンゴラ混レッグウォーマー)

足元を整える

私たちニッターは、素材や編み方を工夫してどんな暖かい靴下でもつくれます。発熱繊維も様々な種類が選べるようになり、巷にはたくさんの暖かい靴下が溢れています。そのような中で、一つ、忘れてほしくないことがあります。
それは、暖かい靴下を履いているのに、年々、冷えがひどくなっていると感じるとき。それは身体そのものを改善しないといけないサインです。靴下で足元を温めても、足の「血行」をよくしないと、快適に過ごせなくなってしまいます。
そんなときは、ウォーキングなどの適度な運動や、時間がないときは、足のストレッチやマッサージを習慣にしてみてください。特に体中に血液を送るポンプの役割をする「ふくらはぎ」をケアすることはとても効果的です。
また、姿勢の悪さが気になる方は、腰回りの血流が悪くなると、下半身の血行が悪くなって、冷えを感じやすいです。腰回りもほぐしてみてくださいね。
寒さを乗り切るために、靴下で足元を温めることも大切ですが、足の機能が十分発揮できるようにすることが、何より大切です。
足元を整えて、1年後、2年後、未来の快適な暮らしにつなげていきましょう!

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