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私とバイクのこと。

今日、久しぶりにバイクで糸島(福岡)を走ってきた。昨日の夜の時点では雨の予報で、諦めていたのだけど、朝起きたらくもりの予報になって降水確率は10%程度。(これはチャンス!)と思って、乗り出した。

朝いつも通りラジオ(Voicy)を収録して、公開、SNSでのシェア。そこから身支度をして、ヘルメットを持って家を出る。
朝ラジオで話した重ね着を実践して、外に出てもひんやりとした空気が心地よい寒さに感じた。

久しぶりにRebel1100Tカバーをはずす。大型バイクの免許を取って良かったと実感できる瞬間だ。ハンドルロックが別なので、前輪の近くにキーを差し込んでロックを解除してから、ボディの左側にキーを差し込む。

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私は250cc、350ccのバイクを所有していて、3台目で1100ccのバイクを購入した。今の時点で3台所有している。

排気量1100ccのバイクに乗って最初に驚いたのは、ギアを一速に入れて少しクラッチを離すと前へ進んでくれること。車の免許はAT限定の私は(クリープ現象みたい)と思ったのを覚えている。

私が所有している250cc、350ccのバイクでは、クラッチを離すと同時にアクセルを回さないと前に進まないだけでなく、早い段階でエンストしてしまう。でも、このRebel1100Tではエンストしにくい。(もちろん極端にやるとエンストしてしまうのだけど)余裕がある感じがして、乗りやすい。

Rebel1100Tには、DCT(クラッチがなく、ギアチェンジが自動になっているもの)もあるけど、私のバイクはMT(マニュアル)を選んだ。やっぱり自分の力でギアを操作して、走っている感じを享受したいと思ったから。(DCTは、もう少し年齢を重ねたときにまた検討したいと企んでいる)

必ずしも大型二輪免許を取るべきだとはいえないけど、少なくとも私はチャレンジして本当に良かったと思っている。
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駐車場から出したRebelにまたがり、ヘルメットをかぶる。

グローブをしたら、左手でキーを回して、右手でボタンを押してエンジンを掛ける。左足でギアをNから1に落としたら、ズンと前に進もうとするバイクの動きを感じる。

少しだけ左手のクラッチを離して前に進むのを確認したら、右手でアクセルを回す。道路に出る前に右足でブレーキを掛けてスピードを緩めて、左手でウインカーをつけて合流する。

こうやって書くと、覚えるまで大変だった手順がスムーズにできるようになって、自分の成長を感じられるような気もする。

道路に出ると、まだ車は少なくてスムーズなスタートができた。糸島まで向かう道は信号が多いのだけど、福岡市の西側〜糸島市の海沿いは信号がない区間があるので、ずっと走り続けられる。

海沿いは、走っている車のスピードもゆったりしていることが多くて、そんな車が前にいると、私は心の中で(ラッキー!)と思っている。それくらい、景色をゆっくり見て走るのに良い場所。

コーナーを抜けた後に広がる景色をしっかりと目に焼き付けられるのは、コーナーで必死にスピードを上げて曲がるよりも何十倍も楽しいと、私は思う。

いつも法定速度で走っているので、うしろからバイクがきたら追い抜いてもらうし、自分のペースで走るようにしている。渋滞のすり抜けもしないし、無理な車線変更もしない。1100ccの実力は、速度を上げなくても実感できる。

大人になってからバイクの免許を取ったので「無理しないこと」ができる。ある意味の常識にとらわれず、自分の考えで判断していくのは、何事においても大切なのだと思う。

今日もバイクで糸島を一回りして、自然を感じて、明るい気持ちのまま無事に帰宅した。

ただ、防ぎきれない事故はあるし、バイクに乗り続ける限り、そのリスクを負うという自覚もある。こうやって文章にすると、今夜もnoteを書けているのは、有り難いこと(有ることが難しいこと)と実感する。

当たり前のことに感謝すると、明日のことも頑張れる。
1日ずつを大切に。あなたの明日がすてきな日になりますように。




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