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まっすぐに、メッセージを送りたい。

年賀状が届くのはうれしい。

今年は年賀状を出していないので諦めていたのだけれど、数枚の年賀状が届いていた。

そのうちの1枚は、以前の職場で仲良くしていた女性で、ご主人とにこやかに写っている写真と手書きのメッセージが添えられていた。

「お仕事、頑張っているようですね。」

その一文を読んだ瞬間、うれしさと驚き、疑問、気恥ずかしさなど、いろんな気持ちが一気にあふれてきた。

実は、その女性に私がライターをしていることは伝えていない。でも文章のニュアンスから、知っているようなのが伝わってきた。もしかしたら、私が認識している以上に、私の今を知っている知人は多いのかもしれない。

私はTwitterやnote、Facebookでライターをしていることを発信している。でも他のSNSでしかつながっていない友人は、まだ私がライターの仕事をしていることは知らないと思っていた。

考えてみたら本名で活動しているので、検索上位には私のSNSのアカウントが出てくる。疎遠になってしまった知人でも、もし記憶の片隅に私がいるのだとしたら、そこからまたつながりが持てる可能性もあるのかもしれない。

私は悪い意味での「八方美人」な部分がある。できるだけみんなの期待に応えたい。だから合わせてしまう。でも、そんなのは自分の中のわがままだと気がついた。気が合わない人と表面上で仲良くすることで自分が満足してしまっていたのかもしれない。でもそれは仲良しではないし、相手にとても失礼だ。

私のせいで嫌な別れ方をしたこともあるし、どうにかできるはずだったこともある。でも今考えてみたら、まっすぐに私の気持ちを伝えれば良いだけのことだったのだ。

時間を戻せるわけはないし、過ぎてしまったは諦めるしかないのだけれど、これからのことは変えられる。

だから1つずつのつながりや出会いを大切にしたい。後悔をゼロにすることは難しくても、少なくしていくことはできる。

年賀状の返事には「頑張っています」と書いて、noteのことを伝えてみよう。

来年はまっさきに年賀状を買って、心の奥で気になっていたあの人に送ってみようか。

「まっすぐにメッセージを送れる自分になる。」

来年の今を迎えるための、1つの目標ができた。


ここまで読んでいだだき、ありがとうございました!もっとすてきな記事をお届けできるように、頑張ります!