起業して失敗した後を考えておく

起業して、1年以内に倒産する確率は統計上40%です。

3年以内になると70%です。

30年となると、0.01%になります。

30年以上の老舗、というのはすごい事なのです。

という事は、自分は大丈夫と思い起業して、失敗してしまう人の方がはるかに多いわけですね。もちろん、私も含めてです。

独立する人は、絶対うまくいってやるんだ、という強い意志のもと、独立起業しますが、冷静に考えたら、倒産する可能性の方が圧倒的に高いのです。

なので、倒産するとはどういうことなのか、廃業した後に残るのは何もないのか、という事をしっかりと考えておいた方がいいです。

というのも、私の会社も掛売の会社が一社でも倒産してしまうと、支払先にお金を支払えなくなります。その時は仕入れ先に支援を要請しないといけません。

支援を要請したときに助けてくれなかったら、仕入れができなくなるので、終了です。終わりになります。これがメーカーと異なるところです。

なので、どのメーカーと組むのか、何かあった場合、助けてくれる会社なのか?というのも大事な戦略になります。大手と組む場合は、助けてくれませんので、その辺は要注意です。

さて、倒産・廃業までに至るまでの流れ。

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