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自己紹介

1 自己紹介及び指導を始めた理由

 私は元々裁判所書記官をやっていましたが、司法試験合格により退職しました。
 裁判所書記官をやっていたときからCE試験、CA試験の指導をしており、指導をした生徒たちはみな1年以内に合格をしました。
 なぜ、私がCE、CAの指導をしているのかというと、能力の高い人たちが試験に受からないというだけでその能力を持て余す様を見てきたからです。
 裁判所の職員であればご存じだとは思いますが、CE試験、CA試験の大きな壁は1次の筆記試験です。多くの方はここで不合格となっているかと思います。しかし、筆記試験は非常に対策がしやすく、勉強方法を間違わなければ1年かからず合格できます。なぜなら、筆記試験は過去問の焼きまわしが多く、そのサイクルや出題傾向等の不文律なども知っていれば、勉強の強弱をつけることができるからです。今年も、1部2部ともに予想をしていた問題が出題され、2部の生徒も難しめの問題を「あれ直前にやったんで楽勝でした笑」とのお言葉をいただいています。
 しかし、これらの勉強方法を知らない方もたくさんいます。そして、そのような方の中には、仕事が私の2倍以上できるのではないかという方もたくさんいました。そうした方々が書記官として活躍することを希望しているにもかかわらず、試験に受からないというだけでなることができないというのは、人を最大の資源であると定義する裁判所にとって大きな損失となっています。
 また、各庁で裁判官又は書記官による指導もされているかと思いますが、これについても、担当者は仕事をしながら合間に指導を行うため、そのやる気次第で効果も変わります。私自身も裁判官から指導を受けていましたが、あまりにも過去問とかけ離れた指導をされるので、出席することをやめ、独自に分析を始め、合格を果たしました。これらの指導がすべてであると選択肢を狭めてしまい何年も受からない方々を見ていて苦しい気持ちになることもありました。
 そのようなこともあり、縁あって指導をした方々は全員合格し、書記官として羽ばたいていきました。

2 今後の予定

 今までは、人となりも分かる範囲で縁のあった方のみに指導をしていました。しかし、それでは、広くとも高裁管轄内が限界でした。
 もっとも、現在はコロナもあって、オンラインによる指導も活発となりました。司法試験の指導を行う際も、現在はオンライン指導を基本としています。このようなツールがあれば、全国どこにいる方でも指導ができます。
 そこで、この度、場所を限定することなく生徒を募集することにしました。
 個別指導の内容等については、別の記事にまとめておきます。






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