（ネタバレ注意）
去年スタッフ向けに、攻殻機動隊2ndG I Gを使用して、精神科に入院している慢性期の患者の好奇心を刺激してほしいというお話をしました。（教育委員会に頼まれて時間外に講義したのにお金は発生しませんでしたw謎w）

好奇心。
講義していた自分でも、とても大事なとこだなーって思っています。

先日の日曜日、ドラマのドラゴン桜で阿部寛が言っていました。
「好奇心を刺激してやることなんだ。」
いやーまたまた刺さりましたし、あれ？これって自分が半年前講義したよな？？って思ったんですw。

なんら変わりのない日常を過ごしている人たちの変化を望むには、好奇心を刺激してあげることが大事です。

好奇心を刺激することで、大抵の人は自ら前に進みます。そして新しい道へと進みます。

阿部寛みたいに上手くは言えないけれど、精神科の慢性期の患者の好奇心を上手く刺激して、一歩でも進み出して欲しいのです。そして自分の人生を掴み取ってほしいと、わたしは考えているのです。

まぁそんな簡単には出来ないし、結果なんて何年も先になりますけどね。

そうそう、なぜ攻殻機動隊を使ったかと言うと、単にアニメが大好きなのもあります。
しかし、あの世界はAIにより並列化された世界なんです。と言うことは、簡単に言うと個がないわけです。その中で主人公の草薙素子が笑い男に言うんです。

笑い男が、
電脳化された人間が、個を失っていく現象スタンドアローンコンプレックスについて「絶望の始まりにしか感じられないんだけど、あなたはどう？」と草薙素子に質問します。
草薙素子は、
「だけど私は情報の並列化の果てに個を取り戻すための一つの可能性を見つけたわ」と話します。
笑い男は、
「因みにその答えは？？」と話します。
草薙素子は、
「好奇心よ。」と答えます。
思い出しただけで痺れるストーリーです。

精神科と似てるんですよね。

好奇心が未来を切り開くヒントなんですよね。

あなたも何か好奇心を見つけて、未来を切り開くヒントを見つけられたら良いですね。

ご静聴ありがとうございました。