たからもの

オレンジのカラーマスカラをして、

初夏の晴れた日、買い物に行ったら、

私のまつげ目掛けて虫が飛んできて、

「おい、私は花じゃないのだよ」

と、心の中でツッコむ。


さて。

今月まで働いていた職場を離れることになりまして。

そんなに総スタッフ人数の多くないところではあったので、

個別にメッセージを送らせていただいてたんです。


それに対して、皆、きちんと誠意のある文章でお返事を下さいまして。


本当に、言葉って素敵なものだな、と。

これを宝物にして、

ちゃんと箱にしまってとっておけないかなって思うほどでした。


私の心の奥底にある、不安とか、自信のなさを吹っ飛ばしてくれました。



「私がここにでやってきたことの意味ってちゃんとあったんだな。

 みんなの中に何かしら、残すことができたんだな。」

ということがわかって。


おかげで自分がこれからどうなっていきたいのかが、少しわかった気がしました。


私は、これからもきちんと人に影響を与えられる自分でありたい。


あなたと出会えてよかった、と。

あなたに逢って自分はこんな風に変わったと。

私との出会いがその人にとって影響のあった出来事であってほしい。

あわよくば、その人の人生に影響を与えられた人間でありたい。



本当は不安で、寂しくて足がすくみそうになるのを

しっかりと支えてくれる言葉たちでした。

もう、ありがとうしか言えねえです。


ちゃんと、こういう気持ちを忘れないようにして、

みんなからの言葉を心の中に携えて、

一歩一歩振り向かずに前に進もうとおもう、

本日の終わりなのでした。

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