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雪のある生活から学んだこと ①ヒーターの温度設定

* みんなのフォトギャラリーよりお写真お借りしました。ありがとうございます。 撮影者は写真右下のphoto by~にあるリンクより確認できます。

どちらかと言えば常夏の国が好き。旅行にでも行かなければ雪に出会うこともほとんどなかったこれまでの生活から、今年は初めて雪に囲まれる生活を送ることになりました。

まだもう少し雪の降る日もあるようだけれど、ここに長く住む大先輩によるとピークは過ぎたのではないか、という話だったので、来年また雪を迎える頃に見直せるように今年学んだこと、感じたことを書き留めておくことにしました。

来年の自分への覚書と、こういった情報をお探しの方への記事になります。ご興味ない方は、今日の記事はスルーで💦


ヒーター(暖房器具)の温度設定


アメリカの積雪地域では、家屋の水道管の破裂を防ぐ為に、室内のヒーターをつけたままにしておくことが多いようだ。今住んでいる場所にはBaseboard Heaterという暖房装置が部屋の壁沿いに設置されていて、アナログのダイヤル式スイッチで温度設定を行うようになっている。(ネット上を見ると、デジタル制御のものもあった。)


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Baseboard Heater


温度はサーモスタットで制御されているが、設定している温度と室内温度が必ずしも一致する訳ではなく、気温計の温度を見つつ、設定温度を判断する。当初、何度にすれば良いのか見当つかず、ネットで情報を調べていたが、一般的に65〜68℉(18〜20℃)あたりが、冬場心地よく過ごせる室内温度となっている様子。自身で温度調節がしにくい乳幼児や年配者が過ごす部屋では、70℉(22.5℃)と少し高めに設定するよう推奨している話もあった。

推奨される 冬場の暖房器具の温度設定

在宅時:68F〜72℉(20℃〜22℃)
夜間や外出時:58F〜62F(14℃〜17℃)
(参照サイト①他)


今住むところでは、ひとまず65℉にて設定。居間などよく過ごす部屋は少し高めで70℉にしているが、部屋の仕切りがなく、足元が冷える時は小型の暖房器具を補助で使用している。アパートなどに住む場合、管理人が住人に冬場は指定温度でつけておくよう言うらしい。確かに、どこか一部屋の水道管が破裂しようものなら、他の住人にまで迷惑が及んでしまうだろう。


地下室は当初普通のオイルヒーターを一台置いて常に運転させている(62℉=17℃)のみで、これで持つのかと思っていたが、なんとかなった。寒い日で夜間5℉(−15 ℃)辺りまで外気温が下がったことがあるが、その時で室内温度は41℉(5℃)。心配していた凍結問題は生じず。

現在は、倉庫などでも使えそうな容量の大きなヒーターが設置。流石に強力で、数分運転させると地下室の温度はすぐさま上昇する。もっと上げることもできるが、根野菜を置いていたりするのであまり高く上げたくないこともあり、52〜53°F(11〜12℃)辺りを保持させている。

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Unit Heater

オンオフと強弱のみの単純な機能。サーモスタットはついていて、ある程度温度が上がると自動的に運転が止まる。温度表示がついていないので、室内温度計を見ながら調整する。


◇◇◇   ◇◇◇


32℉=0℃で水が凍ることは知っているが、家の配管は外気温がどれくらいの温度にまで下がると実際に凍り始めるのか想像できず、調べてみたところ、とあるサイト(参照サイト②)に書かれていたのは、

『一般的に、屋内配管が凍り始めるのは、外気の温度20 ℉(-6.5℃)の状態が少なくとも6時間続いている状況下。』
(*但し地域によって異なる)


地域によって異なるとあるのは、元々積雪地帯であれば、冬場寒くなることを前提として配管がなされているだろうから、それなりの配慮がなされているだろうし、元々あまり雪が降らない地域であれば、対策がなされている可能性は小さく、これよりも短い時間となる可能性があるということなんだろう。



ヒーター故障の話


寝室のヒーターが正しく稼働せず、現在使用せずにいる。就寝時のみオイルヒーターを持ち込むようにすることで今のところ差し支えはない。

症状は、スイッチを入れると急激に温度が上がり、設定している温度を超えて80℉(28℃)辺りまで上がってしまう。一度目の故障時は、スイッチを切っても熱風が止まらず、大元のブレーカー自体を切った。その時はサーモスタットが原因ということで、新しいものと置き換えてくれたけれど、交換後2週間ほど経過したのち、ほぼ同じ現象が再発。

一回目と違ったのは、オフにすると熱風は止まってくれたこと。サーモスタットの交換自体は近くで見ていると大掛かりな作業ではなさそうだが、電気取扱の知識は必要なのだろうか。こういうことが自分でできたらいいのになと思う。

別部屋のヒーターの修理では、配線が緩んでいて正しく作動していなかったとのことで、ペンチでしっかり締め直すのを見ていたが、なぜ緩んでくるのだろうと思う。配線に使われている金属材料の化学反応によるもの、と修理工の人に言われるも、英語とその辺りの知識不足でよく分からず。

どこか分かりやすく説明しているサイトはないかと探してみたら、別の情報に出会う(参照サイト③)。 アナログのコントローラーには、ダイヤルスイッチでオフできるものとオフできないものがあり、オフ機能が付いているものには、OFF表示が書かれているとのこと。

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このタイプだと、左いっぱいダイヤルを回せば運転停止する。


各部屋のヒーターのダイヤルスイッチには写真と同じような感じでOFF表示があり、心配しなくてもよさそう。OFF表示がないものは、ある一定の温度まで下がると自動で運転を開始するとのこと。最初に載せた写真のような壁に設置してあるヒーターだと、ちょっとしたものが上にかかっていたりして火事の原因にもなりかねない。

そういえば一度、気温が上がったので地下のヒーターを止めるつもりでダイヤルを大きく戻して切ったはずが、動いていたことがあった。カチッと音がしたので切れたと思い込んでいたけれど、実際に電源までは落ちてなかったということか。そういえばオフ表示なんてないような。天井から吊り下げているので、ヒーターに物が被さるということはないのかもしれないが、気をつけておこう。


** 今回の記事で参照した主なサイト **

参照サイト①

参照サイト②

参照サイト③