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#044 『Tokyo Scope 2023』発売日です!

こんにちは!

「Tokyo Scope」プロジェクト 統括メンバーの澤井です

いよいよ本日は

『Tokyo Scope 2023』の発売日です!

「キービジュアル」
デザインした三森さん曰く名前はないとのことですが
私は勝手に「脳味噌飛び出る君」と呼んでいます
「紙面到着の様子」
一昨日、明治大学に到着しました

既刊『Tokyo Scope 2022』を出版した翌日から
プロジェクトをスタートしたので

約11ヶ月間の集大成ということになります

統括メンバー7人からのスタート
2022年12月、まだマスクが手放せなかった頃
11ヶ月で社会が一変しました

感慨深いッ!

本書でも若干触れましたが、

はじめは「都市の健康診断」をテーマとし、
都市を身体に見立てて人間ドックを行おうとしていました

しかし、その話し合いを進める中で、
標準値や正常値を決める必要が生まれてから

「都市・東京における“当たり前”って何なんだ?」

という疑問に辿り着き、
[ニュー・ノーマル]を見つめなおすことになったのです

2023.03.24
南後3年・視デ生も合流した
全体キックオフミーティング


『Tokyo Scope 2023』の新奇性

世に出回っている「ニュー・ノーマル」にまつわる言説の多くは、

経済や社会情勢といった
分野を絞ったビジネス書か、

エンタメやファッションにおける
新時代の記号として扱われています

それらと比べると、
本書は扱う分野が多くにまたがっていると同時に、
“学生視点の”「ニュー・ノーマル」という注釈がついています

『Tokyo Scope 2023』の目次

AIやサブスク、シェアリング・サービスやコスプレなど、
多くのトピックから2023年の東京や
都市空間の変容を見つめなおすことを通して、

「Z世代」と呼ばれる私たち世代が、
どのような価値観をもって今を生きているのか
ありありと浮き出ている一冊になりました

総体を外側から観測・記述するのではなく、
内側の経験が表現されているということです

そのため、
同世代の読者と2023年の東京を共有可能であることに加え、

年齢が上の世代の読者の皆様にとっても、
若者世代の価値観を具体例をもって
体感・理解することもできます


都市への見方が必ず変わる

昨年刊行した際は「学生がつくったとは思えない!」と
お褒めの言葉をいただくことも多かったのですが、

今年は一般書にも負けない自負があります

特に、リサーチ量とデザインがパワーアップしています

「所有の価値が揺らぐ都市」より
他3地点と合わせて、約3,000箇所を手作業でマッピングしました
「Z世代痕跡学」より
テキストの挿絵じゃない! 語るイラストがひかっています

都市への見方が変わる一冊です

そう信じて、この本を世に送り出しました


すでに全国8書店での取り扱いが始まっています

また、公式STORESでも購入できますので、
チェックしてみてください!

記・澤井雅治(南後ゼミ8期)
このnoteを書きながら、少しだけ涙が出てきました


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