保守政党は何を保ち守りたいのか?革新政党は何を変えたいのか?
ウィキペディアによると、「保守政党」とは
としています。
同じくウィキペディアによれば、「保守または保守主義」とは、
とあります。
「過激な傾向を拒否し、穏健な立場を奉ずる」という言葉を見ると、保守政党は、国民一人一人に優しい考え方を持つ政党のような気もします。
保守勢力が保ち守りたい伝統・習慣・制度・考え方とは、いったいいつの時代のどんな考え方のことなのでしょうか?
このことを正しく理解することは、非常に大切だと思います。
同様に、ウィキペディアによると「革新政党」とは、
とあります。
さらに、同じくウィキペディアによると「進歩主義、または革新主義」とは、
とあります。
「不合理を次第に改善し、新しく、より優れたものを追求する」という言葉をみると、国民一人一人の生活をよりよくしようという理想を掲げ、努力する、やはり国民のことを考える政党のような気もします。
革新勢力が変えたい「不合理」とは何なのか、そしてその基礎となる、「科学的で合理的」とは本当に科学的で人権や平和に根差したものなのか、私たちは私たち自身の力で判断していかなければならないのだと思います。
誰かが作ったカテゴリー分けや、ラベリングで判断するのではなく、政党の活動の実態を良く見ていくことが大切なのだと思います。
選挙の時だけ語る国民の前での一時的なポーズや、「お友達」に囲まれて、おだてられて、守られて、安全な場所に身を置いて、浅はかに軽々しく発する勇ましい言葉や、根拠のないうわさや誹謗中傷に惑わされることなく、政党の本音や政党が誰の方を向いて活動しているのかを見抜いていかなければならないのだと思います。
残念ながら最近の裏金問題に関する一連の報道を見ていると、その政党が国民の方を向いて真摯に活動しているかという点で、信頼性を大きく失ったと思います。自浄がどこまで働くのか、今のところ期待できる要素はまったく見られません。
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