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春雷

春分の日の今日、天気は目まぐるしく変わっています。

朝は風が少し冷たいけれどきれいに晴れていました。しかし、妻と買い物に出かけた昼頃、急にあたりが暗くなり、雨がぱらつき始めました。

レストランで昼食をとりながら雨宿りをしていると、いつの間にか雨はやみ、晴れ間ものぞいていました。

そして帰宅した夕方、また空は急に暗くなり、風も強くなってきました。そして一度雷鳴がとどろきました。

春雷。啓蟄 (けいちつ:3月5日ごろ) の雷を、「虫出しの雷」などと呼びますが、今日の雷鳴で目覚めた虫たちもいるのでしょうか?

気象庁は雷検知システムを全国に展開し、雷に伴って発生する電磁波を受信して、雷の種類 (雲放電、対地放電) と発生位置を自動的に評定しています。

この監視システムを気象庁はライデン (LIDEN: LIghtning DEtection Network system) と呼んでいます。雷電を検知するLIDEN。気象庁は面白いネーミングをしますね。

気象庁はこのLIDENの情報やレーダーによる雨雲観測情報などを基に雷の激しさや雷の可能性を1km格子単位で解析し、その1時間後(10分~60分先)までの予測を行い、10分毎に更新して提供しています (雷ナウキャスト)。

雷ナウキャストの見方は以下のページに掲載されています。

ちなみに、今日雷鳴が聞こえた午後4時頃の日本の雷の活動状況は以下のような感じでした。九州を除く関東から西日本の各地で雷の可能性のある不安定な天気だったようです。

気象庁のホームページ「雷ナウキャスト」より

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