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Webサイト紹介・リンク集

2023年12月28日アップデートしました。
私の興味ある分野について少しずつリンクを張り付けていきたいと思います。
ゆっくりですがアップデートしていきます。リンクがたまったら整理もしていこうと思います。


Webサイト紹介


SEPM STRATA SEPM Stratigraphy Web

Society for Sedimentary Geology (SEPM) が管理するシーケンス層序学をはじめ、堆積学の基礎が学べるサイトです。石油会社の地質屋さんにはなじみがあるサイトではないでしょうか?エクソンモービル、シェル、サウジアラムコ、シェブロン、ロバートソン-CGGなど石油関連会社がサイトの維持管理のスポンサーとなっています。


earth.nullschool.net 地球の風、天気、海の状況地図

地球上の大気の動きや海洋の動きを非常にわかりやすくビジュアライズしてくれるサイトです。とにかく見ているだけで、地球の大気や海洋がダイナミックであることを実感できます。
画面左下の “earth”というボタンからメニューを表示させ、様々なタイプの情報を様々な図法のマップで表示させることができます。

例えばたまに発生する強烈に渦を巻いた台風などを見ていると、この下に暮らす人たちは今自然の猛威と戦っているのだなと、無事を祈らずにはいられません。
国境を越えて流れる大気を見ていると、この地球の環境を守るためには国境を越えた市民の連帯が必要なのだと感じます。

詳しいデータの意味や、更新頻度、このサイトのコントリビューターなどの情報は以下のページに掲載されています。


MarineTraffic

世界の海上を行き交う船舶の位置情報をマップ上でライブで見ることができます。
私自身はまだこのサイトを使いこなせていませんが、とにかく世界の海をこんなにたくさんの船舶が行き交っているのかと驚きます。石油掘削のための移動式海上掘削リグなども掲載されているため、なじみの掘削リグが今どこで仕事をしているのかなども見ることができます。
船に付着した生物が世界に広がっていくという話も聞きますが、納得できる船舶数です。
また、狭い海峡で交通の要所となっているところなど、アリの隊列を見ているようです。事故が起こらないように祈るばかりです。マレー半島とスマトラ島の間のマラッカ海峡などの船の多さは圧巻です。


flightradar24: LIVE AIR TRAFFIC

こちらは世界の空を飛び交う飛行機の位置情報をライブでみられるサイトです。
非常にたくさんの飛行機が世界の空を飛び交っているのにまず驚きますが、飛行機、特に定期運航便は決まった航路を飛んでいるということが、飛行機が列をなしているのでよくわかります。
また混雑した空港近くでは、離陸した便も着陸する便も狭いながらも間隔がきれいに保たれ、管制が非常に行き届いていることがわかります。
この数の飛行機をさばく管制官のご苦労も大変なものであろうことが容易に想像されます。

2020年春、COVID-19が南国でもはやり始め、各国との定期便がほぼ止まったことがあります。この時このサイトで、今まで列をなして南国空港を離着陸していた飛行機の隊列が全く見られなくなった時、ものすごい孤立感を感じたのを思い出します。


国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス

国土地理院が整備した地図や空中写真、公共測量で整備された地図をインタラクティブに検索して閲覧することができます。地図好き、航空写真好きにはなくてはならないサイトだと思います。

私が育った家の近くの古い航空写真をみながら、昔の記憶を掘り起こしています。小さいころ無限に広がっていると感じた近所の深い森も、昔の航空写真と現在の航空写真を比較してみて、思ったより小さい森だったなとか、ここに小さな小川があったはず、などと楽しんでいます。


国土交通省 気象庁 防災情報

信頼のおける情報を入手することが防災の基本だと思います。
気象庁は、気象情報だけではなく、地震や津波、火山、海洋など様々な自然災害に関係する情報を発信しています。

私は現在石油会社で働いていますが、石油開発にとっても防災の視点は非常に重要です。それだけではなく、自分や家族の命や安全を守るため、リアルタイムで信頼できる防災情報を発信するこのようなサイトは非常に重要だと思います。このページは気象庁の発信する様々な防災情報の入り口となるページです。


AAPG American Association of Petroleum Geologists

アメリカの石油地質協会です。世界各国からの会員も多く、世界最大級の地質系学会の一つだそうです。私も南国の石油会社に赴任中に会員になりました。私にとってはとても役立つ書籍も多く出版しており、ずいぶんお世話になっています。書籍はオンラインでも購入できます。
会員外でもアクセスできる情報もあります。


Google Arts & Culture

世界の有名な博物館、美術館などのバーチャルツアーが楽しめます。
コロナで海外旅行どころか外出もままならない頃、このサイトで、文化の香りを楽しませていただきました。

昔、入社して間もないころ、イギリスに研修で4か月ぐらい滞在していた時に何度も通った大英博物館なども中をまるで実際に歩いているか如くに見学できて、懐かしさとともに楽しませていただきました。


国土交通省 国土地理院 ハザードマップポータルサイト

洪水・土砂災害・高潮・津波のリスク情報、道路防災情報、土地の特徴・成り立ちなどを地図や写真に自由に重ねて表示できる「重ねるハザードマップ」と、市町村が作成したハザードマップを見つけやすくまとめた「わがまちハザードマップ」からなる、ハザードマップのポータルサイトです。

自分の住む町の災害危険性を把握するだけでなく、国内を旅行する場合、引っ越しをする場合など、地域の自然災害に関連する危険性を事前に把握するのに非常に便利です。操作方法も丁寧に説明されていますので、戸惑うことなく情報を見ることができます。

身の回りの危険を理解しておくことは、いざという時の自身の安全、家族の安全を守ることにもつながりますし、ハザードマップを眺めて普段から心構えをしておけば、いざ災害の危険に際しても落ち着いた行動がとれるのではないかと思います。危険性を過小評価、過大評価しないためにも私もハザードマップは気に留めておこうと思っています。


Kansas Geological Survey KGS – Geological Log Analysis

カンサス大学に設置されたカンサス地質調査所のホームページの中にGeological Log Analysis というサイトがあって、井戸を掘ったときに行う物理検層 (ロギング) で得られるログデータとその地質解釈に関する詳しい記載があります。
とてもよくまとめられていると思いますが、物理検層の歴史など、読み物としても面白いと思いました。物理検層とその解釈の入門編として読んでみるのも面白いかもしれません。

Geological Log Analysis のインデックスページへは以下のリンクからアクセスできます。

また、Kansas Geological Survey トップページへは以下のリンクからアクセスできます。


Light Pollution Map

天体観測をされる方には夜空の明るさは気になるところだと思います。そこまで本格的に天体観測をされない方でも、どこなら都会の明かりに邪魔されず天の川をみることができるのかなど、この地図を使うことによってある程度検討をつけることができそうです。

私も南国の夜、ふときれいな星空が見たくなって、この地図を頼りに都会から離れ、星を見に行ったことがあります。

都会の夜空の明るさは、人口や、夜間のエネルギー消費量の指標にもなります。過去には国や都市の発展の度合いを示すものとして、夜空の明るさを誇る見方もあったかもしれませんが、地球環境、省エネ、脱炭素が叫ばれる昨今、夜空の明るさは、我々の暮らし方を見直すきっかけになるかもしれません。


科学映像館 NPO法人 Science Film Museum

今でこそテレビでもインターネットでも様々な科学番組、科学映像が配信されていますが、かつては科学映画が科学の普及に大きく貢献していました。私も学校でそのような映画を見せてもらった記憶があります。

古い科学映画を見ると、時代の流れを感じるとともに、丁寧に作られた映像に、時代を超えた作り手の科学普及への熱い気持ちを感じます。

科学映像館のページには1920年代の古い映像から2010年以降の最近のものまで、様々なジャンルの科学映画が集められ、無料で見ることができます。貴重なフィルムからデジタル化された映像も多数配信されており、科学的な興味が満たされるばかりではなく、科学、技術、産業の発展の様子も感じることができて、時間を忘れてしまいます。


YouTube NASA Channel

NASAのホームページではないのですが、YouTubeのNASAの公式チャンネルの一つです。たくさんの動画がアップされており、ライブ配信もあります。
NASAの数々のミッションの解説、インタビューなどもあり、実は英語の勉強にもなるかなと思っています。
宇宙へのチャレンジは本当にワクワクします。ぜひ宇宙技術・知見を平和利用し、今後も私たちの科学的好奇心を満たしていってほしいと思います。


YouTube JAXA Channel

こちらもJAXA (宇宙航空研究開発機構) のホームページではないのですが、JAXAの公式 YouTube Channel の一つです。
「はやぶさ」や「はやぶさ2」のニュースには大変感動いたしました。数々の困難を乗り越えて本当に難しいミッションを成し遂げたものだと思います。技術者の端くれとして、このプロジェクトをどれだけ多くの人々が陰で支えてきたのだろうと思うと、涙が出そうになります。
その感動をときどきこのチャンネルの映像を見ながら、振り返っています。

JAXAはこのほかにも数多くのミッションや研究を行っています。このチャンネルを通して子供たちに科学研究の面白さや夢が伝わればいいなと思います。


石油技術協会

1933年に、石油・天然ガス採取事業にかかわる技術の進歩と会員相互の親睦を図るために設立された業界技術協会です。
定期刊行物として「石油技術協会誌」が奇数月に刊行されています。
J-Stage(科学技術情報発信・流通総合システム)へリンクしており、だれでも2022年5月8日現在で2019年刊行分までの「石油技術協会誌」掲載論文を閲覧・ダウンロードすることができます。
また、一般向け「石油開発Q&A」へのアクセスが可能です。
2014年に石油技術協会から出版された「石油鉱業便覧」は現在の石油開発技術の概要についてまとめられており、多くの日本の石油開発関連の技術者が参照しています。


日本ジオパークネットワーク

地球科学的に意義のあるサイトや景観が、保護、教育、持続可能な開発のすべてを含んだ総合的な観点で管理された、一つのまとまったエリアをジオパークと呼ぶそうです。
私たちが生まれ育った地球の歴史に思いをはせ、地球の資源、環境、災害など我々が直面している課題を考えるひとつのきっかけとしてジオパークを大いに利用できたらいいなと思います。
そしてジオパークを訪れることで子供たちが科学へ興味を持ってくれたらいいなと思います。
世界には「ユネスコ世界ジオパーク」というものがありますが、私は日本に帰任したらまずは日本のジオパーク巡りをしてみたいです。


EICネット 環境情報案内・交流サイト 一般財団法人環境イノベーション情報機構

一般財団法人 環境イノベーション情報機構が運営する環境情報案内・交流サイトです。
「環境保全のための科学技術の知識・考え方の社会への発信を目的に、環境情報普及センターとして1989年に設立されました。以来、「環境用語集」の作成・提供、1997年には環境情報提供システム「EICネット」の開設、2009年には身近なエコライフを支援するコミュニティサイト「エコナビ」の開設など、環境情報の提供と情報交流のパイオニアとして活動を積み重ねてまいりました。」とのことです。
環境関係のリンク集も2022年5月10日現在で1208件にもおよび、環境関係の機関情報も997件にもおよんでいます。環境関連ニュースも頻繁にアップデートされており、さすが環境情報案内と交流を目的としたサイトだと思います。


ジオパーク秩父

埼玉県にあるジオパーク、ジオパーク秩父の紹介ページです。
ジオパーク秩父は埼玉県秩父地域1市4町(秩父市、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町)をエリアとしており、平成23年に当時国内で15番目の日本ジオパークとして認定されました。
埼玉出身の私としては、遠足などでもとてもなじみのある地域です。大学の地質学教室の巡検でも訪れました。地質屋にとっては見どころ満載の地域です。

明治に入り日本の近代地質学の幕開けの時期に、著名な研究者が数多く訪れ、「日本地質学発祥の地」とも呼ばれています。

東京からも日帰りで行ける距離です。日本に帰ったらまた改めてじっくり遊びに行きたいところです。


国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト および Mitaka

4D2Uプロジェクトについて:
4次元デジタル宇宙(4D2U)プロジェクトでは,天体や天体現象を4次元(空間3次元+時間1次元)で可視化した「4次元デジタル宇宙コンテンツ」を制作しています.最新の観測装置から得られるデータや,スーパーコンピュータによるシミュレーションのデータを,立体視で科学的に正確に可視化することで,文字通り宇宙を「目のあたり」にすることを目指しています
Mitaka :
Mitaka は、 国立天文台 4次元デジタル宇宙プロジェクトで開発している、 天文学の様々な観測データや理論的モデルを見るためのソフトウェアです。 地球から宇宙の大規模構造までを自由に移動して、 宇宙の様々な構造や天体の位置を見ることができます。

ぜひ Mitaka をダウンロードして宇宙の大きさを味わってほしいと思います。私は太陽圏を脱出して恒星間空間に達しているとされるボイジャー1号やボイジャー2号の視点から太陽や地球の方向を見ながら、太陽系から離れ行くボイジャーの気持ち?郷愁?をしみじみ味わっています。


用語辞典|JOGMEC石油・天然ガス資源情報ウェブサイト

石油開発関係で用語の意味を確認したいときによくお世話になっております。誰かと技術について議論するとき、用語の意味があいまいなまま使用していると、せっかくの議論も混乱したり、かみ合わなかったり、誤解が生じてしまいます。なるべくそのようなことがないように、重要な用語は確認するようにしています。そして自分のうろ覚えの知識を再確認するために、このように整理されたサイトに大変助けられています。


嵐山町 web 博物誌

家の近くに広がる岩殿丘陵の思い出を記事にしていた時に見つけた素晴らしいサイトです。「武蔵の小京都」と称される自然の美しい町、嵐山町のホームページにあるweb博物誌です。嵐山町にまつわる自然や歴史についてセンス良く簡潔にまとめられていることに感心しました。地学編の「嵐山ジオロジア」は嵐山町に限らず周辺の地質の見どころについても紹介されていて、非常に参考になりました。


国土交通省 国土地理院 地理院地図 (電子国土Web)

地形図はもちろんのこと、航空写真、詳細な陰影起伏図、傾斜量、地質図、地形分類図、土地条件図、植生、その他さまざまな情報を切り替えたり並べたり重ねたり、非常に簡単に表示することが出来ます。断面図を表示させたり、距離計測したりとツールも充実しています。

同じ国土地理院の「地図・空中写真閲覧サービス」は図福一枚ごと、航空写真1枚ごと事細かに検索・表示できますが、こちらの地理院地図はそのような図幅とか写真の選択をあまり意識することなく、日本中をいろいろな縮尺でいろいろな情報を切り替えたりしながら見渡すことが出来てとても便利です。オンラインだからこそできる素晴らしいシステムだと思います。

趣味でも仕事でも大活躍しています。



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