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脳トレしても物が考えられるようになるわけではないので、私は『脳の外で考える』を読むことにした

人間そうそう賢くなったりはしないものです。学生時代に劣等生だったけど、今は起業した会社を売って悠々自適さ。みたいな話は、まぁ、あるにはあるんですが、少なくとも私には当てはまらないわけです。学生時代にパッとしなかった私は、順当にパッとしない社会人になっています

では、そのパッとしない上に能力が簡単には向上しない頭脳でどうやって成果を出すのかというと、体調を整えたり、周りの環境を整えたりするしかないわけです。そこで最近『脳の外で考える』という本を読んでいます。この本にはどうすれば脳を使うよりも良い回答にたどり着けるのかだとか、どのように環境を整備すると成果が出易いかなんかが書かれています。

早速、この本に書かれていたように仕事中はお気に入り曲を聴くのを止めて雨音なんかを聴くようにしてみました。ちなみにお気に入りの曲を聴いていると、嫌いな曲を聴いているのと比べて知的パフォーマンスが「ずっと乏しくなる」そうです。まぁ、お気に入りの曲に気を取られてたらパフォーマンスが下がるのは当たり前な気もしますが、結構やってしまっていました。

ちなみに、人目がある場合と、プライバシーが守られている場合では、プライバシーが守られている方が知的パフォーマンスが上がるそうです。一般的な例に置き換えると、パーティションの無いオフィスはあるオフィスに比べて生産性が落ちるということです。

また、同じくオープンなオフィスは従業員間の信頼性や協調性を低下させることが複数の研究からわかっているそうです。さらに、写真を飾ったり私物を置けて自分の場所だと思えるスペースを利用すると生産性が上がることが科学的に観察されているそうです。逆に言うと、パーティションが無いフリーアドレスのオフィスは生産性にとって大敵ってことですね。

とまぁ、こんな感じで自分の能力を直接的に上げることに限界を感じた方は脳以外を利用して能力を間接的に上げる(バフをかける)方法が紹介されている、この本を読んでみてはいかがでしょうか?


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