教える日本語は難しい
インターネットのペンパルサイトで出会ったスペイン人に、ボランティアで日本語を教えています。相手は日本語初級者、そして英語が話せないので(私もスペイン語はわかりません)、日本語を説明するのは時々とても難しいです。
今日は今年初めてなので、お正月の挨拶をしようと思いました。
「あけましておめでとうございます」
もしかして知ってるかな?と期待しながら、ホワイトボードに書いて見せると
「?」
と言う顔をしたので、
「おしょうがつ」
と書いてみましたが、これも分からないようです。続けて「1月」「あいさつ」「私が言います」「ローザさんも言います。」と、説明しましたが、言葉と言葉の関係が理解できないようです。
そこで、「1月のあいさつ、スペイン語では何ですか?」と聞いてみると、ようやく分かってくれました。
Feliz año nuevo
スペイン語で、あけましておめでとうございます。発音がちょっと難しかったけど、幸せ、年、新しい、という意味を教えてもらいました。
言葉にはその国の文化が関係していることがよく分かりました。スペインにも新年を祝う文化、そして言葉があったおかげで、あけましておめでとうございますを正しく教えることができました。話す日本語も難しいですが、教える日本語もなかなか難しいもんです。