日本人にとってどの言語(外国語)がマスター(または学習)しやすいか 〜文法語順編〜

覚える単語が少ないランキングも書いています↑↑↑↑


以前は文法の覚えやすさは韓国語だと言ってました。今回は本当にそうか?どうか?ということを考えていきます。

理由は、語順とテニヲハです

韓国語の語順は99%日本語と同じです。主語+目的語+述語(いわゆるSOV)の順でそれを修飾するものがその前に来る。そしてそれらにテニヲハ(助詞、あるいは後置詞)がつく。

저 (私)   학교(学校)    가다(行く) これにテニヲハをつけて

저는 학교에 갔다.

「私は 学校に 行った。」というふうに文にしていく。だから文法的に一番覚えやすいのは韓国語だと思っていました。世間でもこうよく言われています。

語順について他の言語と比べてみましょう。

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4番目の日本語をみてください。「私は本屋で買った赤い本を読んだ」という文です。文節(かたまり)で色分けしています。つまり助詞(または前置詞)がくっついてひと塊となっています。
上の文が英語です。主語Iを除いて、かなり違う語順というのが分かります。
日本語の下を見てください。韓国語です。文字が分からなくても語順だけみてください。日本語と全く同じというのがわかります。
では、英語の上を見てください。これはフランス語です。一箇所だけ交差して違う箇所があります。red bookです。赤い→本。これがフランス語だと本←赤いということになるわけですね。
そして主語を除いて唯一英語と日本語の語順が同じ箇所が「赤い→本」ということになります。
ちなみにフランス語の上、つまり一番上がベトナム語です。フランス語と完全一致しています。日本語とはフランス語とともにかなり離れているということですね。ただし、漢字は使われていて、「Toi doc(読) mot(1) cuon(巻) sach(冊) ~」という漢字が使われています。日本語と共に漢字圏です。漢字を捨てて国民の識字率向上を重視させました。これは文法が自然言語で一番簡単だと時々宣伝されるインドネシア語でも同じです。
SVOプラス後ろから修飾するというパターンですね。
さて、最後に一番下が中国語です。中国語は英語と同じSVOで日本語とかなり逆だと思う人もいると思います。しかし、実は、これを見ると、動詞(買う)を前に持って行けば、あとは日本語と文節のかたまりは同じ順序だというのが分かります。

結論
文法的には活用がない中国語を押したいのですが、語順だけで今回は行こうと思いますので、語順で日本人が一番マスターしやすい言語は
1位韓国語 ということになります。


さて、アルタイ語仮説というのを聞いたことあるかもしれません。日本語は韓国語と同じくアルタイ語の中に入るという仮説です。
 アルタイ語とは日本語と同じ語順のものをひとくくりにしようという試みで、英語のSVOではなくSOV(主語が、目的語を、動詞した)の語順で、修飾語→被修飾語の順をまとめたものです。
 これは、日本語、韓国語、モンゴル語、トルコ語、満州語などです。SOVで動詞があとで、修飾語→被修飾語だし、前置詞でなく助詞(のようなもの)なのでとっつきやすいといわれています。ただし、母音調和と言われるものがあり母音が日本語より多く、母音が2つや3つにグループ分けされて単語1つには同じグループの母音しか来ないというややこしいルールがあるのは少し厄介です。この母音調和は古くは日本にもあったと言われたりもします。また韓国語も母音調和は消失したと言われています(用言の第三語基が2種類の母音に分かれて活用するのが名残でしょうが、それは韓国語を学んだ時に思い出していただければと思います)。
アルタイ語には、動詞の活用もあります。日本語にもありますとおり。「しなければならなかったかもしれない」(し・なけれ・ば・なら・なかっ・た・かも・しれ・ない)←このように複雑に活用され複雑にくっついていきます。それが覚えるのが大変です(ヨーロッパ言語も同じですが)


2位アルタイ語言語(モンゴル語、トルコ語など)

3位中国語(動詞が前に来るが、それからは語順は同じになる)
語順だけのランキングでいくとこうなるでしょう。

追記。容易と言われるインドネシア語も挙げます。下の上段を、ご覧のように、ベトナム語(中段)そしてフランス語(下段)と語順は完全に同じです。
つまり日本語と離れているグループです。語順だけでいえばランク外ですね。

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