いろんな外国語を学んでみてそれぞれ感じたこと。たぶんかなり辛口悪口が多いです。でも感動することもたまにあります。~1~

オラ!コモエスタ?

まだまだ知らない外国語ばかりですが、今まで、学んでそれぞれの外国語について感じたことを言っていこうと思います。
悪いことが多いと思います。いいこと、おべんちゃらが聞きたいなら、ほかのブログや語学学校のPRに書いてありますのでそちらに行けばよろしいと思います。

今まで、入門書一冊以上やったものは、だいたい量的にやった順にいうと、
英語、韓国語、フランス語、中国語、ベトナム語、エスペラント語、インドネシア語、広東語、そして最近スペイン語やってます。本当ならタイ語、アラビア語、ロシア語、ギリシャ語など、文字や体系が違うものをもっとやったあと、比較していったほうがいいとは思いますが、途中経過ということで、述べていきます。

1英語
日本人ならみんながやっているので言う必要はないんですが、とにかく、世界の共通言語になって、ずば抜けて、必要性がある言葉。話すとかっこよく頭が悪くても才女と言われたりするコスパ最高の言語です。
しかし、凡人にはいくらやっても聞き取れない言語でもあり、日本人はそもそもどの言語も習得できない民族なんじゃないかと思わせてしまう元凶の言語です。
なぜ日本人は英語ができないのか??さんざん語りつくされてくさりかけですが、
ひとついえば、英語の発音については段階がいくつもあるからじゃないかと思われます。これは学習が進めば知識的に段階が上がると次の壁が見えるという意味でもあり、ゆっくり話すのと早く話すのとでは聞こえ方ががらっと変わるという意味でもあります。
たとえばaとtheの区別が付かないと初級段階でよく言われますが、第二段階になると、そもそもin theもin aもイナと聞こえるのでどうでもいいとなります。
また例えば、batやbedはバットやベッドなど最後が母音で終わらないように、と言われますが、第二段階になると、バッ、ベッなど、c,t,p,g,d,bで終わるものは「ッ」のようにポーズが取られるだけで発音しないことが多かったりします。bat manとbad manの違いはノンネイティブには分からなかったりします。それでいくとcanとcan'tの違いはめちゃくちゃ聞き取りが難しいです。
waterはワラって発音するんだね。と言われますが、これは、tはdに濁って(山田の田がタじゃなくダと濁るのと同じ現象みたいな)、さらにアメリカ人は舌足らずで、日本語のラ行のように発音するという理論からです。
これが上の上の段階になるとwhat are youワラヤ、で、what do youもワラヤに聞こえます。こういうのはやめてほしいです。そのほか、マウンテンがマウンウン、コットンがカウンのようにtnがウンだったりntのtが消えてwinterもwinnerもウィナになったり。だからI want toもI want aもアイワナになります。前者はよくI wannaとつづられます。こういうゆっくり言うのと早口でいうのとであまりにも発音が変わってしまう英語は正直うんざりです。まだまだ発音については文句ありますが。。
勉強しても勉強しても出口が全く見えない言葉、それが英語です。

2フランス語
その昔、かなりメジャーな言語だったフランス語。でも今では全くメジャーではなくなりました。というか、めっきり見なくなりました。ただし、今でも、「おフランス」という感じで、言語的に格上感は世界一です。これは欧米人にとっても格上感がかなりあります。
だから学んだり、話したりすると、日本人にもアメリカ人にも、「お!」と一目置かれる存在になります。
ということで、すべてお高くとまってます。言語も、その表記も。
飾り字みたいなものがとにかく多すぎ。綴り字の読み方の決まりごとが多すぎ。まあ読み方を覚えたら英語のように初見では発音できないということはほぼなくなります。ただ、読み方の決まり事が気取りすぎ。
発音でいうと、rと鼻母音が特徴です。鼻母音とは母音にンがついているようなもの。それはいいんですが、onはオン。で、inとunがアン。そして、anとenがオンに聞こえてくるけど、アンとカタカナ表記するもの。この3種類あります。なんのことやらです。
Chopinはショパン、Lupinはリュパン(ルパン)、Champs-Élyséesはションゼリゼと聞こえるけど、シャンゼリゼとカタカナでは表記(つづりもすごい)。pantalonはポンタロンと聞こえるけど、カタカナではパンタロンと表記。
rは喉を息がひっかいて「は~」と言う感じでかなり特徴的なもので、フランス語を全く知らない日本人には存在すら分からないという現象もあります。まとめると「France」が日本人には「フォンスッ」と聞こえてしまうんです。もう閉口。

いいことも言いましょう。それは英語にはフランス語由来の単語がいっぱい入っています。だからフランス語をするときは英語と同じもの(酷似のもの)がたくさんあるので(30%もあると言われます)、英語が比較的得意だった人にはとてもやりやすい言語です。animal, accident, doctor, university, miracle, condition, concertなどなど 
しかも上位メジャー言語として他の言語に比べて一般語彙数が圧倒的に一番少ない言語です。そして、実は動詞の活用が難しいとか言われたりしますが、英語を除いてかなり簡単なほうに入ります。私、君、彼、彼らの4種類の発音が同じになっていたり、単純過去形はもう会話では使用しなくなっているので。
まあ最後にぶっちゃけると、昔のアランドロンのフランス語は彼込みで世界一格好いいです。
が、今のフランス人の男のフランス語を聞いたら、全員、みんな、LGBTなんじゃないかと思います。言い方がおかしくてすみません。でも正直2丁目のゲーバーの人たちのしゃべり方を思い起こさせるのです。
しかもその人たちがお高くとまってる感じで。そういう人たちが話すリスニング教材を聞き続けて長続きするか?はあなた次第。


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