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1972年うまれ。 書いていい場所があるのなら、書いてみる。

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最近の記事

わたしと映画(白黒の世界)

配信などない時代に子供時代を過ごしたので 映画といえば『金曜ロードショー』『日曜洋画劇場』『ゴールデン洋画劇場』などで観るものだった。親に映画に連れていってもらった記憶はほぼないが、親子三人、いわゆるお茶の間でよく映画を観た。 中学あたりになり、ビデオデッキが家にやってくると深夜に放映されていた映画を片っ端からなんでもかんでも録画して観た。今ならタイトルを検索して自分好みっぽい作品だけを効率よく選べるが、当時はそんな便利な手段は存在しないのは勿論、知識もないのでとりあえずな

    • ばれんの思い出

      小学生の頃の私は、わりとぼーっとしていたと思う。 その日は、夜になって翌日の美術の時間に使う「ばれん」を用意していないことに気づいた。 ばれんとは、木版画を刷るときに版木の上に重ねた紙を上からこする道具である。今の小学生も版画の授業は行われているのだろうか。子供がいないとそのあたりの事情がごっそり分からない。 焦って「明日、ばれん持っていくんやった!」と母に訴えたが、今のように夜遅くともコンビニに走れば大抵のものは入手できる時代ではない。一般家庭にばれんが常備してあるはず

      • 70年代うまれ、マザコン

        私は幼少時から母親大好きっ子だったが、 今の年齢になってもなお、母親が好きでしょうがない。 そして失う日が来るのが恐怖でしようがない。 (もちろん、私が先にこの世からいなくなる可能性もあるが) この文章を打ち込みながら、涙ぐんでしまうほどのマザコン。 マザコンとは、正しくは息子が母親を慕う気持ちなのだから 娘が母親を異常に好きな場合は使えないのだろうか。 人生には限りがあることをリアルに自分事として考える年齢になって、 この気持ちはますます増長していっている。 あと何回会っ

        • デビュー

          はじめまして。 noteデビューしました。 画像を設定するだけで、けっこうな時間がかかってしまった。 ただいまのBGMは菊池桃子の『ゴールデン☆ベスト』 なぜか1周間ほど前からはまっています。 「読むこと」は子供の頃から大好きだったけれど、 「書くこと」は好きとかどうとかほぼ意識したことがない。 でも中学生の頃、友達から私が書く手紙が面白いと言ってもらったり 大人になってからはブログの文章が面白いと言ってもらったり。 無意識だっただけに嬉しかったなー。 なんか無駄にハード

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