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牧山ひろえ議員(立憲)質疑 2024年4月25日参議院法務委員会

昨日の参議院法務委員会、牧山議員の文字起こしです。 重要なところばかりで前後半に分けることができませんでした。 長いので休み休みお読みいただければと存じます。 牧山議員 立憲民主・社民の牧山ひろえです。離婚後の家族法制を中心とした民法改正案の質疑を担当いたします。よろしくお願い致します。 離婚後の家族法制に関しましては、一人ひとりの子どもの幸福に非常に大きな影響を与えるものでありまして、法制審においても非常に激しい議論が行われてきたことはご承知のとおりでございます。 途中ま

    • 友納理緒議員(自民)質疑後半 2024年4月25日参議院法務委員会

      前半の続きです。 友納議員 次に私、もともと看護師ですので、やっぱり医療現場における課題についてはお伺いしておかなければいけないと思いますので、ちょっとお伺いをさせていただきます。 医療現場でこの新しい制度が導入されることで混乱やそれによる萎縮が発生しないかという懸念です。 これまでも衆議院の質疑で多く挙げられていたかと思いますけれども、医療機関が共同親権であることを把握するタイミングですとか方法、あと説明をし同意を得る際に親権者双方との調整をするということは、すごく負担に

      • 友納理緒議員(自民)質疑前半 2024年4月25日参議院法務委員会

        友納議員 自由民主党の友納理緒でございます。 この度は理事の皆様、質問の機会をいただきましてありがとうございます。 今回の民法改正についてですけれども、子の利益を確保するために、子の養育に関する親権・監護等に関する規律、養育費の履行確保、面会交流、財産分与の請求期間の伸長、考慮要素の明確化など多くの改正を含むものでございます。 気になる点は多々ございますけれども、時間の関係がございますので、本日は子の養育に関する親権・監護等に関する規律を中心に質問をさせていただきたいと思いま

        • 仁比聡平議員(共産)質疑後半 2024年4月25日参議院法務委員会

          前半の続きです 仁比議員 2011年の改正というのは極めて不十分、中途半端なものでした。後に削除されましたけど、当時子の利益のためと言いながら、懲戒権の規定は削除されませんでした。依然として子どもを親の付属物のように捉えるという、そういう認識がこの2010年以降の時期にもですよ、この基本法の改正を阻んだわけでしょう。 実務では、その後の時期に家庭裁判所において原則面会交流と呼ばれる、そういう取り組み、運用が行われて、この今回の法案に対しても、多くの方々から、この裁判所の実務

        牧山ひろえ議員(立憲)質疑 2024年4月25日参議院法務委員会

        • 友納理緒議員(自民)質疑後半 2024年4月25日参議院法務委員会

        • 友納理緒議員(自民)質疑前半 2024年4月25日参議院法務委員会

        • 仁比聡平議員(共産)質疑後半 2024年4月25日参議院法務委員会

          仁比聡平議員(共産)質疑前半 2024年4月25日参議院法務委員会

          本日行われました、仁比聡平議員(共産)の質疑の文字起こし前半です。 仁比議員 日本共産党の仁比聡平でございます。 今日初会の議論を始めてみて、やっぱりこの法案というのは、親子関係と家族のあり方に関する戦後民法の根本に関わる改正なんだと。これを国民的合意のないまま押し切っては絶対にならないということを改めて強く思います。 与党からも厳しい懸念が示されている。 野党の問いに対して安心できる答弁は返ってきていない。 それがこの参議院の審議が、委員会審議が始まってなおそうなのかと、

          仁比聡平議員(共産)質疑前半 2024年4月25日参議院法務委員会

          福島みずほ議員(立憲)質疑後半 2024年4月25日参議院法務委員会

          福島みずほ議員(立憲)の質疑の文字起こし後半です。 ※福島みずほ議員は社民党党首ですが、会派により立憲と表記させていただきます。ご了承ください。 前編はこちら 福島議員 これは、夫は誘拐罪で刑事告訴したり、妻を民事で訴える、刑事で訴える、弁護士も訴える、弁護士を懲戒請求する。そして妻の家族も訴える。 散々こんな事件たくさんあります。私自身も訴えられてきました。 DVをやるというのはそういうことですよ。だからお願いです。 私はこの法律は、時間をかけてやり直すべきだと思います

          福島みずほ議員(立憲)質疑後半 2024年4月25日参議院法務委員会

          福島みずほ議員(立憲)質疑前半 2024年4月25日参議院法務委員会

          福島みずほ議員(立憲)の質疑の文字起こし前半です。 ※福島みずほ議員は社民党党首ですが、会派により立憲と表記させていただきます。ご了承ください。 福島議員 立憲・社民共同会派の福島みずほです。 共同親権についてなんですが、相談して決めることができそうな人たちにとっては必要がない、相談することができない対立関係にある人ほど強く欲する制度が共同親権になっているんじゃないかと思います。 うまくいってるんだったら問題ないんですよ。 結婚している段階で、子どもの目の前で子どもの養育方

          福島みずほ議員(立憲)質疑前半 2024年4月25日参議院法務委員会

          石川大我議員(立憲) 2024年4月25日参議院法務委員会

          石川大我議員(立憲)の質疑の文字起こしです。 石川議員 立憲民主・社民の石川大我でございます。今日もどうぞよろしくお願い致します。 共同親権の前に、いくつか積み残しを質問させていただきたいというふうに思います。 (中略:刑務所内の凍死事件とLGBT問題の流れ) 民法等の一部を解説する法律案、共同親権の質問です。 DV加害者の認知の歪みについてお伺いしたいと思います。 DV加害者の認知の歪みですけれども、DV・虐待加害者に認知の歪みがあり、加害の事実や加害性を否認し、むしろ

          石川大我議員(立憲) 2024年4月25日参議院法務委員会

          趣旨説明と衆議院における修正部分の説明 参議院法務委員会2024年4月25日

          参・法務委員長 民法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 まず政府から趣旨説明を聴取いたします。小泉法務大臣。 小泉法務大臣 民法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨をご説明いたします。 この法律案は、父母の離婚に伴う子の養育への深刻な影響や、子の養育のあり方の多様化等の社会情勢に鑑み、子の利益を確保する観点から、民法等の一部を改正しようとするものであります。 その要点は次のとおりであります。 第一に、父母の離婚等に直面する子の利益を確保する観点から、民

          趣旨説明と衆議院における修正部分の説明 参議院法務委員会2024年4月25日

          打越さくら議員(立憲) 2024年4月16日参議院厚生労働委員会

          打越さくら議員が、2024年4月16日、生活困窮者自立支援制度に関連し、DV被害者の住まいの困窮について質疑してくださったものを文字起こししました。 文字起こしにあたりまして、参議院 厚生労働委員会 2024年04月16日(火)|PolityLink さんを参考にさせていただきました。ありがとうございました。 打越議員 立憲民主社民の打越さくらです。4月4日に石橋みちひろ議員が行った質問について、本日改めて大臣にお伺いします。 (中略:機能性表示食品制度及び生活困窮者自立支

          打越さくら議員(立憲) 2024年4月16日参議院厚生労働委員会

          寺田学議員(立憲) 2024年4月23日衆議院法務委員会

          共同親権に関する寺田学議員の質疑を文字起こししました。 寺田議員 立憲民主党会派の寺田です。おはようございます。 今日は一般質疑ではありますが、先般衆議院を通過し今参議院の質疑に入りました、いわゆる共同親権の創設を含む民法改正についての質疑をしたいというふうに思っています。 私自身も法案質疑の中で何度か質問に立たせていただいて、様々な議論させていただきましたけれども、その中で明らかになった様々な項目に関して、そういう解釈なのだということで安堵される方もいれば、新たにまたその

          寺田学議員(立憲) 2024年4月23日衆議院法務委員会

          本村伸子議員(共産) 2024年4月23日衆議院法務委員会

          共同親権に関する本村伸子議員の質疑を文字起こししました。 本村議員 日本共産党の本村伸子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。民法の改定案についてお伺いをしたいというふうに思います。 民法の改定案の中で、結婚をしているとき、そして今回離婚後共同親権が新設されるということですけれども、そういうときでも単独行使できることがあると。急迫の事情があるとき、あるいは日常の行為に係る親権の行使をするときということになっております。 以前も申し上げましたけれども、福岡県の弁護

          本村伸子議員(共産) 2024年4月23日衆議院法務委員会

          清水貴之議員(維新)に対する答弁 2024年4月19日参議院本会議

          小泉法務大臣 清水貴之議員にお答えを申し上げます。 まず、原則共同親権の必要性についてお尋ねがありました。 原則共同親権という表現は、多義的に用いられているため、お尋ねについて一義的にお答えすることは困難でありますが、父母が離婚後も適切な形で子の養育に関わり、責任を果たすことが子の利益の観点から重要であると考えております。 次に、離婚後の父母の双方を親権者にできる仕組みが父母間の争いに与える影響についてお尋ねがありました。 本改正案では、離婚後の父母双方を親権者にできるこ

          清水貴之議員(維新)に対する答弁 2024年4月19日参議院本会議

          清水貴之議員(維新)の質疑 2024年4月19日参議院本会議

          清水貴之議員(維新)の質疑を文字起こししました。 清水議員 日本維新の会の清水貴之です。教育無償化を実現する会との統一会派を代表し、民法等の一部を改正する法律案について質問いたします。 今回の民法改正は、夫婦の離婚後に子の親権について、現行では父又は母のどちらかの単独親権とされているところを、父と母が共に親権を担う共同親権を選択できるようにするものです。 両性の合意によって成立した婚姻は両性の合意によって解消できますが、母と子、父と子の親子の縁は誰も切り離すことはできません

          清水貴之議員(維新)の質疑 2024年4月19日参議院本会議

          川合孝典議員(国民)に対する答弁 2024年4月19日参議院本会議

          参議院議長 小泉龍司法務大臣。 小泉法務大臣 川合孝典議員にお答えを申し上げます。 まず、子の利益の意義についてお尋ねがありました。 一般論としては、その子の人格が尊重され、その子の年齢及び発達の程度に配慮されて養育され、 心身の健全な発達が図られることが子の利益であると考えております。 また、父母の別居後や離婚後においても、父母双方が適切な形で子の養育に関わり、その責任を果たすことが子の利益にとって重要であると認識しております。 次に、子の利益の要件の明文化につい

          川合孝典議員(国民)に対する答弁 2024年4月19日参議院本会議

          川合孝典議員(国民)の質疑 2024年4月19日参議院本会議

          川合孝典議員(国民民主)の質疑を文字起こししました。 川合議員 君国民民主党・新緑風会の川合孝典です。 会派を代表して、民法等の一部を改正する法律案について、法務大臣にご質問します。 男女雇用機会均等法の成立から39年が経過しました。 時を同じくして男女共同参画の取組も始まり、これまで様々な法整備が行われてきました。かつて社会問題となっていた、結婚を機に退職することによる女性労働力の急激な減少、いわゆるM字カーブも欧米諸国が注目するほどに解消が進んでいます。 国際結婚も現在

          川合孝典議員(国民)の質疑 2024年4月19日参議院本会議