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ハッピーバースデーわたし(27/100日)

今日、誕生日をむかえた。たくさんの方にお祝いしてもらい、感謝の気持ちでいっぱいだ。

とうとう40代に突入してしまった。だからといって、何だというわけでもないのだけれど。むしろ、「ここから人生がリスタートするぞ!」くらいの張り切りようで、わりと楽しみしかない。わたしの人生は、右肩上がりなのでね。

というわけで、今日は100日noteのテーマである「皆様へのご紹介」を一旦やめて、ただの自分語りをしてみようと思う。今日だけなので、特別ね。

どんな人生を歩んできたの?

先日のインタビューで、さとゆみさんはわたしにそう尋ねた。そのときは咄嗟に言葉が出てこず、面白くもなんともない、以前の職場の話をしてしまったのだけれど。

わたしの人生は右肩上がりだ。自慢じゃないが、今が一番いい! と自信をもって言える。逆に、子ども時代から10代、20代にかけては、あまり良くない記憶が多い。

もともと、そこそこ真面目でまあまあ常識人。ごく普通のルートを歩いていけるタイプの人間だった。なのに不本意にも大学を中退せざるを得ない事態となり、猛烈な学歴コンプレックスを抱える。そこからさらに、ただただお金を稼ぐためだけに働くフリータールートに乗ることに。

20代の後半に結婚し、子どもを2人産んだ。カオスな家庭環境で育ったので、「幸せな家庭」への憧れがハンパなかったわたしは、この時点でマイライフのベストエンディングをむかえた気になっていた。

ところが、人生がそんなに甘いわけがない。さまざまな問題が立ちふさがり、ラスボスを倒したと思ったらもっと邪悪な裏ボスが出てきた感が満載。またこの頃、ずっと恋愛脳で生きてきたはずのわたしが突然「やりがいのある仕事がしたい」と言い出す。で、「そうだ。ライターになろう」の章へと続くわけだ。

「自分で行動を起こす」がターニングポイントに

それまで、周りに流されながら生きてきたようなところがあった。だから「ライターを目指します宣言」は、わたしにとって相当大きなチャレンジだったし、めちゃめちゃ怖かった。

けれどあのとき、怖くても一歩足を踏み出したからこそ、今がある。「自分で考え、口に出し、行動した」事実が、確かな自信となったのは間違いない。あそこがわたしの、ひとつめの人生のリスタート地点だ。

いま再び、転換期

あれから数年が経った。今年は年始から、大きめの案件とゼミとヘビーなプライベート難問に押しつぶされそうになりながら、なんとか生還。めちゃめちゃ悩んだり落ち込んだりした時期もあったけれど、今はトンネルを抜けて、すごくやる気に満ちている。節目の年、やってやるぞ! みたいな気持ち。

もちろん、気合だけでは乗り切れない。ので、今年はとにかく人に頼ることを意識していくつもりだ。

わたしはとにかく、頼ったりお願いしたりするのが苦手。わたしなんぞのためにコストをかけてもらうのは、相手に申し訳ない、と過剰に思ってしまうたちなのだ。

でも、もう40歳。先日同い年の友達が、「ここからは、私たち、ワガママに生きるターンだよ」と言った。その言葉がやけにしっくりきたので、大切に胸に刻んでいる。

わたしもワガママを言うから、あなたも遠慮しないで言ってね。もし合わなかったら、そのときは残念。またどこかですれ違えるといいね。

40代は、こんなマインドでいこうと思う。そしたらもっと、楽しい世界が広がっていく気がするから。

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